夏休みが終わったらすぐ体育祭の練習が始まった
樹とはクラスが違ったから体育祭では敵だったけど
ずっと変わらず三人一緒だった
もう一つ変わらなことがあった
それは…
あなたへの思い……
樹「まだ告らねえの??」
『もう、うるさいな!いいんだよー!』
樹「付き合いたくないの?」
『それは…』
樹「付き合いたいんだろ?」
「じゃあ、言っちゃえよ!」
「なぁ?なぁ!」
「告れ!告れ!告れ!」
『そんな簡単じゃねぇよ!』
『俺は樹と違うんだよ…』
『みんながみんな素直になれると思うなよ…』
(こんなこと言いたくない…けど、)
樹「なんだよ…」
「俺は慎太郎のことを思って!」
『分かってるよ!』
『でも、そういうの余計なお世話だから、』
あなたのことで樹と揉めてしまった…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。