結局、告白できないまま体育祭は終わった
体育祭が終わるとすぐに文化祭の準備が始まって
俺はやっと決意したんだ
『樹…!』
樹「んー?」
『俺は文化祭終わったら………………… 告白する!』
樹「えー!マジ!?」
「やっと決心したんだな、」
『おう、そろそろ言わないとなって』
樹「頑張れよ」
「文化祭はあなた一緒にまわるんだろ?」
『まだ誘ってないけどそのつもり』
樹「じゃあ俺はお邪魔かな?笑」
『いやいやいやい居てよー』
樹「もうね、顔にお邪魔って書いてあんのよ笑」
『そんなわけn…』
樹「いいって!俺のことは気にせず行ってこいよ!」
『……ほんとにいいの?』
樹「あたりまえだろー!?」
「俺が一番慎太郎のこと応援してんだからなー?」
『…ありがと』
『俺頑張るから!!』
樹「ぶっかましてこい!」
俺たちの絆は永久不滅だってことでいいよね?笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!