第7話

子猫 ~6~
680
2021/03/04 13:49
あなたside

目を覚ましてリビングに行くとそこに彼の姿はなかった

テーブルの上には1枚の置き手紙があった



あなたちゃんへ

仕事に行って来るね。

俺の仕事はちょっと特殊でもしかしたらあなたちゃんも知ってるかもしれない。

多分すぐ帰れるから 帰ったら詳しく説明するね!

北斗



特殊なお仕事…?特殊な仕事ってなんだろ…?芸能人とか…?

検索したら出てきたりするのかな?


"松村北斗" ポチッ




"ジャニーズ事務所に所属している日本のアイドル"

"SixTONESのメンバー"



えっ…アイドル!? ジャニーズ!? SixTONES!?

私、ホントにここに居て大丈夫なんだろうか…



『北斗くんに迷惑がかかる前に消えた方がいいよね…』



北斗「消えなくていいよ!」

『えっ…どうして…いるの…』

北斗「早く帰って来るって置き手紙に書いてたでしょ」


検索したりしてる間に思ったより時間が過ぎていた

北斗くんはどうしてこんなに優しくしてくれるのだろうか

私なんか見捨てておけばいいのに


『どうしてそんなに優しくするの?』

北斗「えっ……」

『だってアイドルなんでしょ?私にだけ優しくするのはダメなんじゃないの?』

『アイドルはファンを大事にしn』


ギュッ))

北斗「確かに俺はアイドル、だけどあなたちゃんを助けたときアイドルとしてじゃなくてひとりの男として助けた」

「アイドルだからとかそんなのは関係ないの、守りたいと思ったから守ったし、ホントの笑顔が見たいから優しくしただけ」

「ただそれだけだよ」


そんな深いこと考えてたんだ…

酷いこと言ったな…


(´•_•̥`)

『ごめんなさい…もう少し…お世話になってもいいですか……』

北斗「もちろん!ごめんなさいじゃなくてありがとうって言ってほしいけどな!」

『ありがとう…笑』

『これからもご迷惑おかけします笑』

北斗「はい!喜んで!笑」

いい人に拾って貰えたな…

北斗くんに拾ってもらえてよかった…





black birdです
少し長くなってしまいました😅
♡☆ありがとうございます!
引き続きよろしくお願いします!




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