俺は二日前のことをみんなに話した
樹「お前なに考えてんの!」
慎太郎「ちょっと樹…」
樹「ちょっとは自分の立場考えろよ!」
確かにその通りだ…
だから言い返すことも出来ない…
北斗「………」
ジェシー「まぁまぁ、樹の言うことも分かるけど結局その写真はあなたちゃんで、熱愛とかじゃないんだろ?」
髙地「そうだよ!逆にその写真があなたちゃんでよかったじゃん!」
このギスギスした空気感に、負けたのかジェシーと髙地が必死にフォローしている
樹「…熱愛だろ……」
北斗「えっ、…」
樹がボソッと''熱愛だろ…''って…
大我「樹どういうこと?」
京本に聞かれてた…
樹「北斗ホントはあなたちゃんのこと好きなんだろ?」
北斗「はっ、そんなわk」
樹「嘘つくなよ!ホントはあなたちゃんのことが好き好きでまたらないんだろ?」北斗を見てればそれくらい分かるよ!」
北斗「そうだよ、、好きだよ…」
「だから、未来ちゃんの家にも迎えにいったし、夜も一緒に外で食べようって言った…」
つい本音をもらしてしまった……
樹にあんな風に言われたら認めざるを得なかったから
大我「じゃあほんとに熱愛報道じゃん…」
北斗「でも、これは熱愛報道じゃない」
「あなたは俺のことなんか別に好きじゃない」
「お互いに愛し合ってないと熱愛じゃないだろ…」
樹「好きならなんで、あなたちゃんを危険な目に合わせたんだよ」
「週刊誌に撮られるかもしれないのは分かってただろ」
北斗「……」
髙地「と、とにかく、会見は開かないといけないんじゃない」
「あなたちゃんのことなんて言うつもり?」
北斗「なにも言わないよ…」
「これ以上、あなたに迷惑はかけられない」
「なぁ、樹」
樹「なんだよ…」
北斗「一時あなたを預かって欲しい」
樹「……分かったよ…」
俺があなたにしてあげられることはこれくならいしかなかった
次回に続く_
black birdです
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!