第18話

子猫 ~17~
469
2021/03/26 12:00
NOside



樹くん私は駅近くのお洒落なお店がある通りに行った


樹「ねぇねぇ!見て〜このネックレスあなたちゃんに似合いそう!」



そう言って指さしたのは白を基調としたシンプルなネックレスだった


『そうかな…?』

樹「そうだよー!あなたちゃん可愛いんだから自信持ちな!?」

『そんな自信なんか持てるわけないでしょー』

樹「じゃあ、、、俺が自信を持たせてあげる!」


樹くんの目はマジになってして

私の手を引いてアクセサリーショップに入った


『ちょっちょっ!樹くん!』

『私そんなお金持ってないよ!』


樹「大丈夫俺に任せてって!😉」



そして樹くんは私に似合うと言っていたネックレスを買ってくれた


樹「はい!これ、」

『あ、ありがとう…』


樹くんに感謝したのもつかの間


樹「じゃあ、次行こ!」


樹くんはまた私の手を引き次は高そうな洋服屋さんに連れてこられた


樹「このセットアップいいねー!」

『えっ、もしかして私の?』

樹「当たり前じゃん!笑笑」

『私そんないいよ、、払ってもらってばっかりで申し訳ないし……』



樹「それなら気にしないでいいの!!」

「俺が勝手にやってることだからお金のことは気にしないで、」


そう言われても気になってしまう…


『でも……』

樹「でもじゃないから笑笑」


なんやかんやで上手いこと丸められてしまいネックレスに合うセットアップと着回しが出来そうな白パーカーを買ってもらった


『樹くん、ほんとありがとう』

樹「ううん!俺も楽しかったし!」


買い物の後、カフェでお茶をしながらおしゃべりをしていた


樹「そろそろ、いい時間だし帰ろうか」

『うん、そうだね』







帰り際_

樹「あなたちゃんまた誘ったら遊んでくれる?」

『うん!今日はめっちゃ楽しかったから』

樹「そっか、よかった〜」

『洋服とかネックレスとかもありがとね』

『めっちゃ大切にするから』

樹「おん!じゃあ、またね」




こうして私たちは別れて家にかえって

あの人が見てるとも知らないで…









black birdです
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