第11話

じゅう
1,103
2020/01/19 00:14





佐々田 side







私とあいつが出会ったのは中2の頃 。







あいつと出会ったときは西畑のときとほぼ同じ会い方で 、

席替えしたときに隣になってん 。











「 君が隣?よろしく 。俺 、井上瑞稀って言います 」

『 あれやろ?女子にキャーキャー言われてる 笑 』

井上「 え 、俺それで覚えられてるの?!笑
まじかぁー 、、笑 」

『 ふふ 笑 あ 、佐々田あなたです 』

井上「 あなたちゃんね!よろしく! 」

『 こちらこそ! 』




















瑞稀は結構男友達が多くて 、人気者って感じやった 。

今ではいっちばん嫌いなタイプやけど 、

そのときはええ人やなぁとか思ってん 。




















『 瑞稀!今日大毅と遊びに行くねんけど来る? 』

井上「 え 、行ってもいいの? 」

重岡「 当たり前やん! 」

















瑞稀は大毅ともすぐ仲良くなって 、

放課後はよく3人で遊びに行ってた 。

それから 、私は瑞稀のこと好きになって

大毅にも色々協力してもらってん 。

たまにあいつ拗ねたり不機嫌なときもあったけど 、

それは今も謎やねんなぁ

まぁ本人に聞いても何も教えてくれへんけど 。






















『 、、瑞稀のことが 、好きです 』

井上「 、、、え 、まじ? 」

『 うん 、 』

井上「 、、、俺も 、あなたのこと好き 」

『 、、、、、え 』

井上「 だから 、笑 俺もあなたのこと好きなの! 」

『 え 、ほんまに 、? 』

井上「 嘘でこんなこと言わねーよ 笑 」

『 え 、ちょ 、え!!!!! 』

井上「 ねえ何?笑 嬉しいの?嫌なの? 」

『 嬉しいに決まってるやん!!!
大好きだよ瑞稀〜!!!(抱きつく) 』

井上「 おわっ 、急にタックルすんなよ 、、笑 」

『 タックルやないし!!!ハグやし!!! 』

井上「 はいはい 笑 」























そんときはもう飛べそうなくらい嬉しくて 、

幸せ絶頂だった 。

ほんっとに今では後悔だけどね 。

なんであんな男選んだろって 笑






















重岡「 え 、成功したん?告白 」

『 うん!!大毅のおかげだよ!!ありがと!! 』

井上「 まさか大毅が協力してたとは 、、 」

重岡「 それどういう意味やねん!!笑 」

『 あんまりイメージないよな (真顔) 』

重岡「 待って真顔で言わんといて 」

『 あんまりイメージないよな (超笑顔) 』

重岡「 笑顔も嫌やわ 」






















そしてそのまま付き合って3ヶ月目 。

なんか3がつくと別れの危機とか言うやん?(そうゆうこと言うな)

まぁ 、そのときにある事件が起きて 。






















『 瑞稀まだ教室にいるかなぁ 、、 』



















その日は先生に呼び出されてて遅くなってん 。

瑞稀に教室で待っててもらってんけど 、














『 、、、、え? 』

「 あはは!笑 瑞稀くんって意外と面白いんだね〜 笑 」

井上「 、、、うざい 」


















そのとき私が見たのは 、瑞稀と 、

クラスで1番可愛いって評判の芦川さん 。

瑞稀はすごい嫌がってたから浮気じゃないってすぐにわかった 。

けど 、、その後私が見たのは

今でも思い出せるくらい衝撃な光景だった 。






















瑞稀「 ねぇもうさ 、俺帰るかr んっ 、?! 」

芦川「 (キスする) 」

『 嘘 、バサッ(かばんを落とす) 』

瑞稀「 !!! 、、あなた?! 」

『 、、ごめん 、(走り出す) 』

瑞稀「 ちょ 、待って!!!!! 」



















泣いてるところを瑞稀に見られたくなくて 、

キスくらいでショックを受けてる自分が嫌で 、

何よりもキスされてすぐに拒まなかった瑞稀を見てしまって 。

さらに 、次の日 。


















『 大毅おはよ 』

重岡「 なぁあなた 、どういうことなん?! 」

『 え?何が? 』

重岡「 瑞稀のやつ 、芦川と付き合ったんやって!! 」

『 、、、は?笑 』












最初は何言ってるん?って思っててんけど

2人は一緒に登校してきてて 。























女「 嘘!!2人とも付き合ってるの!? 」

芦川「 まぁね〜♡ 」

男「 すごいな!学校一の美男美女カップルじゃん!! 」

井上「 あ 、ありがとう 笑 」


















そう言いながらこっちをチラチラ見てくる瑞稀 。

















『 うっざ 。 』

重岡「 あなた 、、 」

『 あーやって可愛い子と付き合ってチヤホヤされたいだけやん 。
どうせうちのこと好きじゃなかったんやろ 』

重岡「 、、、 」



















その日の放課後 、大毅が瑞稀のことを殴ったらしくて 、

淳太くんから連絡が来てん 。
























『 、、、なんで殴ったん 』

重岡「 、、別にあなたのためやないよ 。
俺がムカついたから殴っただけ 。 」

『 あんな仲良かったんに 』

重岡「 それはあなたも同じやん 笑
俺はもうあいつと仲良くせえへん 」

『 、、、それは私も一緒 。 』

中間「 なんや 、瑞稀って子と何があったん? 」

『 、、、言いたくない 』

中間「 まぁだいたい予想はつくけど 、大毅も生活指導やからな? 」

重岡「 いや淳太くん高校の先生やから俺らの指導できんし 」

中間「 ええねん俺高校では生活指導してるから 」

重岡「 そういう問題ちゃう!! 」

『 、、、なぁ大毅 』

重岡「 ん? 」

『 大毅はさ 、私のこと信じてくれる?
裏切ったりせえへん? 』

重岡「 急になんやねん 笑 んなこと絶対せえへんよ 」

『 ほんまに? 』

重岡「 ほんまに 」

『 、、、ぅっ 、泣 』

重岡「 え 、?!なに?! 」

中間「 あーあ泣かした ( ) 」

重岡「 え 、俺のせい?!ごめんあなた!!! 」

『 ちが 、泣 嬉しくて 、泣 』

重岡「 あーもう 、、ほんま泣き虫やなぁ (ハグ) 」

『 今日だけやもん 、泣 』

重岡「 はいはい 笑 」
























私はもうそれから男の人を信用出来なくなった 。







あ 、大毅と中間軍団は例外ね ( )
















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意外と長くなっちゃった 、、笑

次回からはまた今の話(?)に戻ります!!!









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