第2話

あなたの過去
64
2020/08/22 01:26
数十年前
(なまえ)
あなた
あ、ごめんなさいっ、ごっ
「お前はほんっと使えねぇなぁ〜、」

「とっとと消えちまえ、でなけりゃ働けクソが」
(なまえ)
あなた
すっ、すぐに、すぐに働きますので、だから
「それでいいんだよ、これだからバカは」
(なまえ)
あなた
、、、、
あぁ、だから私は嫌われるのだろうか、
まともに外に出たこともない、
昔いたところから引き取られるを繰り返してはこの有様
この人も私を捨てていくのだろうか、
昔からそうだ、私はバカで、使えないやつだ、
その上つくり笑顔で相手に心配をかけずに生きてきた
誰にも相手にされはしない
(なまえ)
あなた
さて、仕事しよう
これだけが私が生きていけること、
目標もなく、生きている

生きる意味はあるのだろうか
(なまえ)
あなた
、、、、、、、
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数年後




ある日の正午



「おい、お前よりもいいやつがきた、今日からお前は用無しだ、でてけ!」
(なまえ)
あなた
ぐっ、
パタン
(なまえ)
あなた
、、、お腹すいた
(なまえ)
あなた
どうしようか、
日和 ヒヨリ
日和 ヒヨリ
あら、お嬢さんこんなところで1人?
綺麗な方だ、そう思った
紗羅 サラ
紗羅 サラ
また人を都合のいいように使う
女性?
日和 ヒヨリ
日和 ヒヨリ
沙羅さん、でもこの子は困っているのよ?
紗羅 サラ
紗羅 サラ
チッ、わかりましたよ、行きますよ
え、え、
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