魔理沙達と煌星は次第と仲良くなり、
宴会も進行してきている。
なあ煌星、お前ってどうやって幻想郷に来たんだ?
…来た方法、ですか?
そうそう。普段見慣れない奴が
幻想郷に来る場合だと、
大体紫が関わるんだぜ!
あー、それなら宴会が
始まる前に紫に聞いてるわよ。
流石は霊夢さんですね…
それで、どうだったんですか?
私は何もしてないって言ってたわ。
私が疑ってる事もすぐ気づかれた。
やっぱあの時は紫の仕業って
思ってたんだな…
来た方法なんて、
私にも分からないんです。
気が付いたら、幻想郷が見えてた。
見えてた…?
紫さんには、
来て間もない頃に会ったんです。
不思議すぎて、困惑しましたけど…
そんな感じの事を冗談のように言いながら、
煌星は話を進めていく。
…という感じですね。どうですか?
なるほどな…その感じだと、
幻想入りではなさそうだな。
紫が関係してないんだし、
幻想入りって言えないわよ。
未玖が呼び寄せた…って可能性はないし。
もしうちが呼んでたとしたら…
後は分かるよね?
霊夢、それなら
「未玖と煌星は知り合い」
って事になるからな。
今の状況とは辻褄が合わないぞ?
…そうね。また謎が増えたわ…
大丈夫だって!皆こうして
仲良くなったんだもん!
解けないはずないよ〜!
うんうん、その通りだよ♪
紗彩もうちに似てきたじゃん♪
今の喋りも何となく似てたわよ…
確かにそうだよな…
ま、まだ宴会は終わってないし、
今は全力で楽しめばいいんだぜ!
ええ。そうしましょう。
はい!
煌星の新たな真実が分かる中、
宴会を楽しんでいく魔理沙達。
まだ煌星は「輝きを取り戻した煌星」
ではないのである。
この先の煌星を何も知らないまま、
魔理沙達は宴会を進めていくのであった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!