宴会も中盤に差し掛かってきた。
まだまだ、盛り上がりのムードが
衰えることはなさそうだ。
霊夢
用意されてる飯、美味しいわね。
今までの宴会以上だわ…
魔理沙
だな!
未玖
こういうのは初めてだから、
うちは凄く楽しいし、嬉しいっ♪
紗彩
あたいもお母さんと同じだよ!
宴会なんてした事ないからね…
早苗
あなたさんはどう思いますか?
あなた
はい…!凄く楽しいです!
博麗神社に来れなかったら、
きっとこれほどまでには
楽しめなかったと思います。
だから、霊夢さんには感謝してます。
霊夢
いいのよ、別にあれぐらい…
私も未玖と魔理沙に助けられたし、
礼なら、未玖と魔理沙に言いなさい。
魔理沙
やめろよ霊夢…
そんな風に言われると
照れるだろーが…
色々な事を語りつつ、宴会を楽しむ霊夢達。
楽しんでいるのもつかの間のこと。
あなた
…っ!なんで…!
先程から、煌星もといあなたの
様子がおかしいのである。
それをいち早く察したのは魔理沙だ。
魔理沙
おーい、あなた!大丈夫か?
あなた
あ、はい…!
すみません、心配かけて。
霊夢
さっきからそうなってるわよね…
何か問題でもあったかしら?
未玖
うーん…見た感じ、身体に何らかの
異変があったんだねー…
魔理沙
それ見抜くのか…
未玖って凄すぎねーか?
あなた
ですね…驚きました。
妖夢
悪化でもしてしまうと、
大変ですね…
霊夢
そうね…木陰とかで休ませましょ。
あなた
はい…ありがとうございます。
霊夢さん…
突如煌星の身に違和感が起こる。
依然として、盛り上がりは衰えない。
果たして、煌星はどうなってしまうのか…?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!