霊夢は周りを見渡す。
しかし、紗彩の魔力などは感じられない。
姿を見せていない場合でも魔力などが存在すれば、
霊夢が気づくのは時間の問題である。
何処を探しても、見当たらない力。
それを目の当たりにしたのか、
霊夢や魔理沙に動揺が走る。
しかし、「未玖が規格外の人物」である事は
既に知れ渡っている。
事情を全く知らない早苗は、
挙動不審のような雰囲気に陥るが、
霊夢の説明により何とか持ち直した。
魔理沙の鶴の一声により、
それぞれは目的を再確認する。
霊夢主催の宴会を楽しむ。
自分達が分からない「煌星」を知る。
宴会開始まで、後20分。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。