私は進撃の巨人を見ているから、アニの事情とかも知ってる
けどやっぱり、ちょっと仲間を目の前で殺した相手に同情なんか出来ないよね
悪いけど、本気でアニを捕まえるのに協力しようと思ってる
その後、エルヴィン団長に色々教えられて、解散になってから少しお腹が空いたから食堂に向かった
だいぶ夜中になっていて、食堂には誰もいなかった
アニの事が一段落すれば、少し休めるかな…………
リヴァイ兵長私の事ちゃんと見てくれてるんだね。
でも、
そう言って、私が何か言う前に腕を引っ張られた
そう言って足を止めた場所は、兵長の部屋の前だった
そう言って、無理やり押されて中に入った
その瞬間兵長の匂いが広がって、落ち着いた
そう、ついボソッと呟いてしまった
でも、兵長だって疲れてるはずでしょ…………?
クッソ!!!
アニ捕まえた後でお前も休めって言ってやるぞゴルァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
覚えてろよ兵長ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
そしてリヴァイ兵長がいる部屋で、30分くらい目をつぶっていたらやっと意識が薄れてきてくれた
頭を撫でられたような感覚があったのはきっと夢だ。うん。振られてる身なので。はい。これが現実だったらなとか別に思うけど多分違うと思います。はい。いつか現実で撫でられたいな
そして今リヴァイ兵長は私が寝てると思っているらしい。
何か私に話しかけているんだが?困っちゃうわね。寝れないわよ私。オッホホ
--------キリトリ線--------
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。