私あなたは日テレに来ています
って馬鹿なことは叫びません。
ん?なんでかって?
それは…3、…いや、5回?くらい来てるから
涼介に連れられて…
いや、ね?
やっぱね?帰りたい…
本当今日は休ませてください
そう思いながらも涼介の方に振り向く。
涼介は私の方を見てにっこり笑って言った
う、そんなこと言われると文句いえないじゃん。
でも、ローター、まだ取ってもらってないし…
せめてこれだけでも…
そう伝えるように涼介の裾を引っ張った
っ…だよね
うん。わかってた
忘れているようだ
そして数秒後思い出したのか
「あぁ、ローターか」
と呟いた
私が言うとそい言い近くのトイレに連れった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。