伊野尾編
次のチャレンジャーは伊野尾くんです!!
慧「おはよ〜ございま〜す」
『.....っ、泣』
慧「....あなた〜?」
ソファーにうずくまるあなたちゃんを不審に思い、近づいて優しく名前を呼ぶ伊野尾くん。
隣には座らずあなたちゃんの前にしゃがみこんで、手を優しくとります。
慧「どしたのあなた」
『.....ぐすっ、、』
慧「あなた〜、泣かないで〜?」
とった手をふらふらと優しく揺さぶりながら甘い声で話しかけ続けます。
スタジオ「伊野尾くん絶対いいパパになる〜」
スタジオ「目線合わせるのずるいなぁ〜」
慧「どうしたの??なんかあった??」
『.....分かんない、っ、泣』
慧「頑張りすぎちゃったんじゃない?あなた甘え方下手なんだもん笑」
『......ううっ、泣』
慧「山田とか高木しか甘えちゃいけないって思ってるでしょ??」
『.....、』
慧「メンバー全員甘えていいんだよ?もうみんなあなたのためならなんだってしちゃうんだから笑」
『ありがと、っ』
慧「あたりまえじゃーん、こんな可愛い子が泣いてるのにほっとけるわけないでしょ〜??」
なんて言ってあなたちゃんのほっぺたを両手で挟んでにーっこり。
スタジオ「カップルじゃん!笑」
慧「大丈夫?撮影行ける?」
『ん、メイクしたら行く、』
慧「無理しなくていいからね」
『ありがと、』
慧「じゃあ俺先行ってくるね」
『ん、』
慧「ばいばーい」
『ばいばーい』
ひらひらと手を振りながら楽屋を去る伊野尾くん。
そしてあなたちゃんはと言うと、、
『いのちゃん、、ずるいよね、あの目線合わせてくる感じ、天才です、、』
『もうね、今のは伊野ちゃんのいいところがこれでもかってくらい出てた。』
優しさにとろけちゃってる様子!笑
今回は甘々伊野尾くんでした!!
ちょっと甘すぎちゃったかな、、、?
次回はあなたちゃんの実の兄髙木雄也くんです!!
お楽しみに〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。