第4話
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結局、少女たちは館を探索した。
大広間に向かうと、メッセージを見つけた。
『陽炎パレス・共同生活のルール』
『ルール26 八人で協力して生活すること』
『ルール27 外出時に本気を出すこと』
??8人で協力するのは当たり前なんじゃ?
八人の少女は全員で晩御飯の支度をし、あっという間に晩御飯が完成した
と、2人で明るく盛り上がっている
その時
茶髪のパーマ気味の少女が喋りだした
えっへん!!と言いたそうな態度でこちらで見つめるリリィ
と、リリィの体の1部を見つめるあなた
また、別の少女の一人が口を挟んだ
ストレートヘアの黒髪の少女だった
そしてその言葉と共に皆が解散する
片付け当番をじゃんけんで決めて、少女たちは割り振った自室に向かった
陽炎パレスには十分に部屋があり、少女たちは個室を手に入れた
そしてあなたは自分の部屋に入り呟く
陽炎パレスに訪れて2日目
じゃあうちは"クラウス先生"って呼ぼ!
言いきっちゃったよ、この人。強いのは確かなんだろうけどさ...
白髪の少女だ
南京錠が投げられたのでキャッチした
それから少女達は皆やみくもにピッキングツールを鍵の内部に差し込んでいた____1人を覗いて
クラウスがニ、三度、腕を振るっただけで、7個の南京錠が解錠された
ん??これで終わり??
少女たちが皆、ポカーンとする
彼は大広間を歩き出した。広間の扉まで辿り着くと、
と言い残して去っていった
静寂
少女たちはしばらく無言でいたが、事態を察し、もう一度顔を合わせ、互いに頷き合い、一斉に立ち上がり
と叫んだ