神話の時代 銀河の煌めきは永遠を約束していた
その日、過ちを犯した星々は空を追われた
落日の祖先たちは 地上に自らの王国を築こうとした
だがその試みも 長くは続かなかった
数えきれぬ年月を経て、我らは使命の子らをここに迎える
汝よ旅立て 彷徨える記憶を紡ぎ 彼らを天へと帰すのだ
小さな新しい光、ここに現る
その時、ほしのこは思い出した
自分のすべきことを
使命を
ほしのこは進む
あまりの美しさに、ほしのこは身を乗り出す
ふと、下に光る人型の生き物のようなものを見つける
崖から飛び降り、光の方へすすむ
すると光は、ほしのこの中に吸い込まれ…
気づけば背中には、”ケーブ”があった
少し力を入れると、宙を舞った
段差の上に登ると、ケーブは光を失った
蝶が1匹来ると…
目線の先には、洞窟と、青い光があった
たどり着くと、それが人型の生き物のようなもだとわかった
生まれた時から持っていたキャンドルを使い燃やしてみると
それは消え、代わりに小さな光が生まれ、その先に飛んでいくと
それに触れると、またどこかに飛び、記憶を表す
全て触れると、石像の方に光が進み
石像の表面がポロポロと剥がれ始めた
キャンドルを掲げると、石像は壊れ
青い人型のようなものが出てきた
すると、記憶が流れ込む
母と子のような人
石像から出てきた人は、遠くに見える、神殿を指さした
すると母と子が乗っていた船が動き出す
「指さす巡礼者」
そこで記憶は終わった
すると
すっ…
ほしのこはさっき見た指をさす仕草を真似する
青い人は、満足したかのように消え、神殿の方に飛んで行った
Sky 星を紡ぐ物語
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ようやく第1話を出せました!
ごめん!遅くなった!
これからもすずめたちの運命を楽しみにしていてください!
すずめ!あれよろしく!
あってるよ!そんな心配しないで!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。