真緒side
凛月は今頃、あなたといるんだろうか。
今日も凛月の家に起こしに行ったけど、凛月はいなくて、久々に1人で登校したら
あなたと2人で歩いてて。
少しイラッときた。
なんでかは分からなくはない。
毎日毎日起こしに行ってたのに
俺に何も言わずに1人で起きて他の奴と行って
俺のこと家族とか大好きとか言う割には
結局そんなもんなのかと思ってしまった。
あなたもそうだ。
俺のこと好きって言ってきたのに
日も全然たってないのに
いつのまにか凛月と付き合っていた。
俺が騙されてた?嘘コクなのか?
だったらそんな奴に凛月は渡したくない。
なんとか誤魔化せた...かな
少し気まづくて窓の外を眺めると
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。