「もう戻ります
メイク終わらせるのでシュガさんも早く戻ってください」
できるだけ平然と...
YG「わかった
なんかあったら言えよ」
「何も無いです」
YG「そうか...」
────
トントン
落ち着きたくてシュガさんのメイクを終わらせてから廊下のベンチに座っていると肩を叩かれた
??
JN「なにかあった?」
「ジンさん...何故ですか?」
ジンさんはしゃがんで目線を合わせてくれた
JN「泣いたんでしょ?
目が赤いよ
さっき...ユンギのメイクしてる時
話してなかったし」
「...なにも...」
JN「何も無いは、なし
お願い僕を頼って?
僕はあなたちゃんのことが...」
YG「ヒョン」
ジンさんのセリフを被せる様にして現れたのは
今1番会いたくない人だった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。