そういえば、
カバンの中に補充用のメイク道具あったよね
今のうちに補充しておこう
座っていた席から立ち
自分のカバンの元へと足を進め
カバンを開けた
ガサ...
ん?
あ、この前もらったバナナキック...
ゾクッ
?!
視線?!
...誰?!
JK「...」ジ-
え?!
見られてる?
動いてみよ...
わあ、ついてくる
...もしかして
「...お菓子、いります?」
JK「?!」コクコク
「どうぞ」
JK「...ありがとうございます」
「いいえ」
うさぎみたいな人...
JK「...あの!」
「はい?」
JK「僕も...ヌナって呼んでいいですか?」
「え、あ、もちろん」
JK「.*・゚(*º∀º*).゚・*.
ありがとう!あなたヌナ!」
それからジョングクさんは
ペロリとバナナキックを平らげました
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。