天｢おい！｣

朱｢あなたまたな。｣

『ﾁｯ』

天｢大丈夫か｣

『嗚呼。鬼は？』

炭｢いなかった。｣

『そうか、気配が消えたしもういないな。』

天｢アイツらが全部回収していったのか。｣

『嗚呼。きっと私ら相手だと下弦レベルじゃ負けるから無駄にしたくなかったんだろう。』

天｢脳無の方は片付いたみたいだ。｣

ｽﾝｽﾝ

炭｢少し遠くから異臭がします。鬼の匂いではなさそう…｣

『ん、行くぞ。』

ﾋﾞｭﾝｯ

ﾊﾞｯ

？｢ちょ｣

??｢｢緑谷／くん！｣｣

ヒ｢血が…やられて逃げてきたのか｣

ﾍﾟﾛｯ

ス｢偽物がはびくるこの社会も、イタズラに力を振りまく犯罪者も粛清対象だ。｣

あれは…元兄達と、最近有名なヒーロー殺しステイン

ｽﾀｯ

ス｢正しき社会の為に…｣

『流石はヒーロー殺し。』

ヒ｢少年を助けた?!｣

ヒ｢馬鹿、人質とったんだろ｣

『そんなのもわかんないのかな…今人質取れるほどヒーロー殺しに余裕ないし。見る限り緑谷を人質に取る気ないだろ。』

ヒ｢君は?!｣

『あー、味方なんで御安心を。ほらこれ』

ヒ｢ヒーローの方でしたか…｣

ヒ｢そんなこと言ってないで戦闘態勢取れ｣

『いや、だからもう攻撃してこないよ』

エ｢何故ひとかたまりでたっている、こっちにヴィランが逃げてきたはずだが｣

ヒ｢あちらはもう？｣

エ｢多少手荒になってしまったがな｣

エ｢して、あの男はまさか｣

ス｢エンデヴァー…｣

エ｢ヒーロー殺し…!!｣

『いやだからあいつもう戦う気力ねぇって。しかも緑谷いるから無闇に放ってもだめですよ？あれ？聞こえてない？』

ス｢偽物…正さねば誰かが、、こい、来てみろ偽物共｣

『はいはい、行きますよ。もう、今どきのヒーローってこんなんで怯んじゃうのか？』

ス｢俺を殺していいのは…本物のヒーローオールマイトだけだ！｣

『分かった分かった。うん。天元炭治郎拘束するから手伝って』

天｢了解｣

炭｢わかった｣

『それにしても凄い殺気立ってるね、私もこんなに殺気を出したことないぞ？』

天｢嘘つけ。｣

『ちょっとタンマ』

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

『ビンゴ。』

炭｢倒れた。｣

天｢いや、こいつよく立ってたな。敵に回したくないタイプだ。｣

『ちょっとー、そこの皆さん。拘束終わったんで、連れてってくれません？ほらぼーっとしてないで。』

グ｢貴様らは｣

天｢そこの人達に聞いてください。俺らは仕事があるんで。｣

炭｢では失礼します。念の為拘束は頑丈にしときましたが、骨も折れてますし気絶してるので暫くは起きないでしょう。｣

『では、しーゆーあげいん』