第51話

43話
12,563
2020/07/30 12:57
『宙』
宙「あなたナンダ」
宙とはあなたの鎹ガラスである。
『お館様に伝言して欲しい。鬼、敵が動く可能性がある。柱をもう1人向かわせてもらいたいと。勿論1ヶ月とか2週間くらいでもいい。』
宙「ワカッタ」
『頼むよ。』
善「あなたちゃぁぁぁん」
『どうしたんだ』
善「あれ絶対敵の仕業だよぉ、だってバリアボロボロになってたもん、もう俺嫌だよぉ。っていうかなんでわかったのさぁ!」
『…勘?とそれより、敵に侵入された。こんなこと言っちゃ悪いが雄英も馬鹿だな。あんなに教師いんなら1人くらい職員室に置いとくべきだった。オールマイトのカリキュラム多分見られた。護衛してるこっちとしては…申し訳ないな、』
『嗚呼それと。また直ぐに敵が動くだろう。鬼も…な。』
善「!!」
善「…そっか。」
『一応この1ヶ月くらいの間もう1人柱を向かわせて欲しいと頼んだ。』
善「分かった。」
『先生に報告しに行こう。』
善「うん。」
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『校長。夢咲と我妻です』
根「いいよ!入っておいで!」
善『「失礼致します」』
根「今日のお話だよね!」
『はい。
単刀直入に言いますと敵に侵入されました。護衛という立場でいさせて頂いているのにこのような事態を招いてしまったこと申し訳なく思っております。』
根「頭を上げてくれ!どこに侵入されたんだい?」
『職員室です。恐らくですが、オールマイトのカリキュラムが見られたかと思います。そして敵は死柄木弔と黒霧とお互いのことを言っていました。死柄木の方は分かりませんが黒霧の方はワープ個性かと思われます。』
根「オールマイトのカリキュラムが見られてしまったのは惜しいけど、敵の名前と片方の個性が知れたことは有利になる!ちゃんと護衛してくれているし充分だよ!こちらもミスはあったからね、職員室に1人でも置いとくべきだった。」
『…それと、最後に敵がまた直ぐ会いましょうと残していきました。厳重注意しておいたほうが良いかと思われます。鬼も動く可能性が大いにあるのでこちら側ももう1人柱を向かわせてもらいたいとお願いしました。』
根「また直ぐに…か。そちら側も対応してくれているのなら大丈夫だね!こちら側も厳重注意しておくよ!ここまで情報を掴んでくれて助かったよ!ありがとう!これからもよろしくね!」
『いえ、例を言われるに値しません。これからもよろしくお願い致します。』
善「お願い致します。」
根「今日はありがとうね!もう帰っていいよ!」
『「ではまた。失礼致します」』

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