第66話

56話
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2020/08/19 13:00
《第1関門チョロいってよ!》
次は…おぉ。穴だらけ、穴って言うより…んーなんだ
これは飛んで行けば余裕だな
ピョンッ
村《引き続き実況します。まぁ今は所々にある足場を飛んで渡ってますねはい。》
《おいおいA組夢咲第2関門もあっちゅー間に終わらせちまったよ!一体何もんなんだ!》
《あれが素の身体能力って言うんだから相当な努力積んだんだろうな。》
《はぁ?!素の身体能力?!一体どーなってんだ!》
《先頭の夢咲はもう第3関門!第3関門…果たしてその実態は、1面地雷原!ちなみに地雷は競技用で威力は大したことねぇーが》
まぁ、これは地雷が爆発する前に上を通ればいい話。それでもって後ろに妨害する方法。要は漆ノ型使えばいいんだよな。
夢の呼吸 漆ノ型
『夢幻泡影・改』
ビュンッ
村《実況の村田です。今はもうね。皆さんお分かり頂けたと思うんですけど、漆ノ型を使って地雷よりも速く通過してけど足で一応爆発する程度に触れてはいるので通った後に爆破して後ろに妨害もするという。はい。以上です》
轟「チッ」
村《それによりね。後ろの人は迷惑するわけで、轟?だっけかは舌打ちしてますね》
《おぉーっと!この1位誰が予想しただろうか!俺はちなみに予想してなかった!ミイラマンは?!》
《俺は予想してたけど》
《誰が予想しただろうか!そう、1位は選手宣誓で注目を浴びた夢咲あなただぁぁぁあ!》
《(無視かよ。)》
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
『煩い。』
《さぁさぁさぁ!喜べマスメディアお前らの好きな展開だぜ!2位をゆく轟に爆豪が並んだぁ!》
2位…誰だろうな。まぁ私には関係ない。










寝よ。
一方蝶屋敷では。
no-side
し「皆さんなんでここに集まってるんですか。」
伊「護衛は行きたくないが夢咲の実力を間近で見たかったのは少なからず思っていた。しかし護衛は行きたくない。だから1番テレビが大きい蝶屋敷に来た。甘露寺もいるしな。悪いか?」
し「別に伊黒さんはどこかの筋肉ダルマとか泣きつく女好き金髪とか、猪突猛進猪男とか、焼き芋わっしょい男とは違って迷惑かけないと思ってるので大丈夫ですけど?まぁ甘露寺さんもいるので平気ですね。」←
甘「ブブッ(しのぶちゃん宇髄さん、善逸くん、伊之助くん、師範に容赦ないわ笑けどそんな所も素敵!)」
し「それで不死川さんは何故?」
実「理由は大して伊黒と変わんねェ。まぁ今日は煩い奴らが雄英の護衛に出てて騒がしくないと思ったから玄弥連れてテレビが1番でかいであろう蝶屋敷に来ただけだァ。」
そう、本日
竈門炭治郎
我妻善逸
嘴平伊之助
宇髄天元は雄英の護衛に行っている。

また、
煉獄杏寿郎と冨岡義勇は別の任務に行っている。
甘「無一郎君はなんで来たの?」
無「僕もあの二人とほとんど理由は同じ。本当は観客席とかであなたをもっと間近で見たかったけど護衛に行かないなら行っちゃダメって言われたから。」
甘「そうなのね(無一郎君はあなたちゃんを尊敬しているし大好きなのね!キュンキュンしちゃうわ!)」
無「甘露寺さんは?」
甘「私はこの前の任務で少し怪我しちゃって…蝶屋敷に元から居たの!もっと鍛えなきゃなぁ。悲鳴嶼さんは?」
悲「名無…伊黒達と同等の理由だ。」
甘「そうなんですね!」
村「俺場違いな気がするんだけど気にしないでおこう。うん、気にしたら負けな気がする」
この男村田は甘露寺同様の理由で元から蝶屋敷に居て先に、誰よりも先にテレビで雄英体育祭を見ていたのだがどんどん柱が集まってきて段々ドアと反対の端っこに追い詰められるものだから出るに出れないし、とても可哀想な状況なのであった。

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