第61話

52話
10,934
2020/08/12 12:43
放課後
ザワザワザワザワ
麗「な、な、何事だー!!」
飯「君たちA組に何か用か」
峰「なんだよ出れねぇじゃん!何しに来たんだよ!」
爆「敵情視察だろ、雑魚」
爆「意味ねぇからどけモブ共」
飯「人のこととりあえずモブっていうのやめないか」
心「噂のA組どんなもんかと見に来てみたら、随分と偉そうじゃないか、ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのか」
爆「あぁ?」
心「こういうの見ちゃうと幻滅するな〜」
心「普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったって奴が結構いるんだ。そんな俺らにも学校側はチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆もまた然りらしいよ。敵情視察?少なくとも俺はいくらヒーロー科とはいえ調子に乗ってると足元ごっそりすくっちゃうぞっつう、宣戦布告しに来たつもりだ。」
緑麗飯「(この人も大胆不敵だ)」
鉄「おうおう!隣のB組のもんだけどよ!敵と戦ったから話聞こうと思ったんだけどよ!偉く調子づいちゃってんなおい!」
緑麗飯「(また不敵な人来た!)」
鉄「あんまりほえてっと、本番で恥ずかしいことなんぞ!無視かコラテメェ!」
切「待て爆豪!どうしてくれんだオメェのせいでヘイト集まりまくってんじゃねぇか!」
爆「関係ねぇよ。」
切「は?」
爆「上にあがりゃ関係ねぇ」
『爆豪の言う通りでしょ。敵情視察だか宣戦布告だかなんだか知らないけどさ、そんなことしてる暇あんなら体育祭に向けて鍛錬でもすれば?あと調子乗ってるとか言ってるけど少なくとも私は全然そんな気ないよ?調子乗ってるって見てんならあんたらの見方が甘いだけじゃないの?こっちは授業中に敵に襲撃されて怪我してるやつもいんの。それなのに心配もできないなんてほんとにヒーロー科入りたいの?ヒーロー目指したいの?私は個性も何もまず気持ちが大事だと思ってんだけど。違う?じゃ、そこ通るから道開けてもらえる?』
切「爆豪も夢咲も男らしいぜ」
『(あんなこと言ったら出ないとまずいよな〜。まぁ来年はこんなことないだろうし、1回くらい出てみるか。護衛は…他の人に頼めばいっか!←)』

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