第100話

89話
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2020/10/07 13:12
村「おう、竈門もいたのか。こんな時間まで付き合わせちまって悪いな」
竈「いえ!俺がいるって言ったんで!」
村「じゃ夢咲行くぞ」
『おう。炭治郎ありがとな』
竈「嗚呼!じゃあまたな」
『ん。』
バタンッ
村「お疲れ」
『ん。』
村「あ」
『ん?』
村「福岡のどの辺??」
『んーとね、福岡市のここの〇〇駅まで行ける?』
村「分かった」
村「お前も大変だなー」
『大変だよ。』
『福岡で職場体験してたら急に善逸が攫われたとか言うし、それで新幹線も使わず自力で静岡まで走ってきたらそんなに敵強くないし。ゆっくり新幹線で帰ろうかと思えば保須に鬼とヴィラン現れるし。鬼の長と対面するし。しかもそいつが私が前世で相討ちになった上弦零の朱羅だしな。それにヒーロー殺しとうちの学校の生徒戦闘してたし。あいつら絶てぇ怒られる』
村「うわ…っては?!お前長と対面したのかよ」
『したよ。何とか逃がしてもらえたけど。あんなとこで3人の戦力削りたくなかったから、逃げたというよりあっちが逃げたんだがな。』
村「お前なんか怪しいな」
『何が』
村「なん隠してんだろ」
『気の所為じゃない』
村「いーや、気の所為じゃないね」
『ちぇ、隠し事できないのかよ村田ごときによー』
村「ごときってお前な…」
『隠してるって言ってもそんなやばい事じゃないよ。ちょっとお話してただけ』
『最初はな?私の名を口にするな。反吐が出る。とか言ってたんだけどさ、お前俺の事倒さなくていいのか?からおかしくなったんだよ。挙句の果てにあいつ協力しないか?とか言ってきたからな。馬鹿だろ。』
村「それは、御愁傷様です。」
村「あ、高速?下から行く?」
『どっちの方が行きやすい?』
村「そりゃ高速だろ。」
『じゃあそっち』
村「お前ほんとにそういうの疎いよな。ってかそれでよく新幹線乗ろうとしたな」
『いいだろ別に。』
村「車の免許取ったら?公安の鬼科に頼んだらいけるだろ。」
『んー。走った方が速くね?』
村「それは…まぁ。でもあってこまんないし」
『今度公安に連絡してみる』
村「おう、それがいいよ」
村「ホークスってどんな人なんだ?」
『なんかヘラヘラしてっけど根は真面目…かな。けど明らか怪しい』
村「怪しい」
『そ。公安と関わってるみたいだしね。』
村「それは怪しい。スパイとかしてるタイプだな。」
『な。でも平和にしたいってのはほんとに思ってると思うよ。ヒーローが楽できる社会にしたいんだってさ。』
村「それと同時に鬼殺隊も楽になんねぇかなぁー!」
『それは私らが頑張んないと』
村「まぁなー。っと高速入んぞー」
『んー。』

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