ホ「んじゃあ今日は書類整理してくれる?やり方はサイドキックの人達に聞いて」
『了解です』
常「御意」
サイドキック
「じゃあ説明するね。えーと、先ずはこれはこうで…」
サイドキック
「はい!こんなもんかな、多分わかんないところ色々あると思うから質問してね」
『ありがとうございます』
まぁ、基本的動作はいつもと変わらないから困ることはないかな…
カチカチッカタカタッ ポチッ
カタカタカタポンッ
カチッ
『すみません』
サイドキック
「はーいどうしたのー?」
『終わりました』
サイドキック
「終わりましたねー、えーとそれは…終わりました?!」
『はい、終わりました』
常「もう終わったのか?!夢咲はそういうのにも長けているのか…。」
サイドキック
「うお、すごい完璧。私達より普通に早いし。いやこれ多分ホークスより早かよ」
『ありがとうございます。他に何か出来ることはある…ありますか?』
サイドキック
「じゃあ、これお願い出来る?」
『ぎょ、勿論です』
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
ポチッ
カチッ
カチカチッ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
『出来ました!』
サイドキック
「まった、なんでそんな早か?!」
サイドキック
「ちょ、ホークス!」
ホ「んー?」
サイドキック
「夢咲ちゃんが早すぎるんだけど!あんたより早いよ」
ホ「…この量あなたちゃんがやったの?!」
『そうですけど…?』
ホ「え、なんか当たり前みたいな顔してるけど、はっ?え?お?」
『母と父の手伝いでこういうことしたりしてたので…』
ホ「いやそれにしても…まぁ、あなたちゃんはもう休憩していいよ。うん、ってか休憩して」
『分かりました。』
ホ「じゃあここ出て右曲がって左側の部屋行って休憩してきてね〜」
『了解です』
あー眠い。
ピコンッ♪
…?
確か指名来てない人は事前に職場体験OKの40件から選ぶんだったな…
マウントレディって確か峰田もだったか…
やっぱりあそこは同じような属性が集まるのか…。
けど、ここ福岡…
普通のヒーローだったらまだあれだが、ホークスだと怪しまれるのは確実だ…
まぁ、お館様は皆に柱辞めたこと話してるから連絡入れずらいが…今はそれどころじゃない
善逸を助けなきゃ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!