善逸誘拐事件も無事に終わり、福岡に帰ろうとしたのだが…
今日は福岡に帰れそうにないな…
誘拐に鬼に脳無に…今日はついてない
保須市ってこの辺だっけか…東京分かんねぇ。
昔と違ってビルが沢山あるから迷惑極まりないんだよな。鬼も昼でも出てくるようになったし
ゴォォォォォォ
『かなりやばいとみた。』
天「おぉあなた。今来たのか」
『悪い?』
天「いーや。助かった。派手に動きてぇが脳無もいてヒーローとかいるし、まだ逃げてる途中の一般市民もいるから派手にできねぇんだ。」
『鬼はどんくらい?見える限りは2体だけど5体くらい気配はする。』
天「ジャストだ。下弦2体ちょっと強そうなの3体くらいとみた。」
『はぁ。もう面倒臭いからやめて欲しい。下弦2体とかここで出す?普通』
天「鬼の長は普通じゃねぇだろ。」
『それもそうか。で?作戦は?』
天「えー、俺考えるの?」
『そういうのに関してはお前の方が長けてるんだよ』
天「そういうのって、他は…お前の方が長けてんな」
天「それに…なんでもない。じゃあお前はまず鬼の正確な位置把握してこい。んで倒せるんなら倒せ。」
『了解。天元は?』
天「俺はお前がなるべく派手に動けるようどうにかしとく。まぁヒーロー免許持ってるし、最悪ヒーローです!とか言っとけば気は引けるし。ってか俺普通に脳無倒せるし。ヒーローって言うのは派手に!派手すぎるくらい派手に嫌だけど。」
『助かる。んじゃ行ってくる。』
天「おう。」
天「(柱に戻ってこられるようにしていけどどうすりゃいいかなんてわかんねぇよ。俺はあなたに柱としてまた一緒に任務したいし、稽古とか手合わせしたいし。気持ち分かってやりてぇけど、あいつは多分同情とかそういうの嫌いだし。あいつの気持ちは誰にも分かんない。まぁ、今はそんなの考えてる暇じゃねぇけど)」
炭「宇髄さーん!」
天「竈門か!今あなたが鬼の位置把握と、倒せるようだったら倒してくるって。俺は今からヒーローの気を引いてくる。お前もあなたのこと手伝ってこい」
炭「了解です!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!