第48話

40話
12,825
2020/07/30 12:42
『お館様。』
産「…あなた少し二人にさせてもらえないかな?」
『御意。ですがすぐ近くで待機していてよろしいでしょうか。』
産「うん。ありがとう」
それからお館様と鬼舞辻が何を話したか私は知らない。聞いてはいけないと思ったから。
けれど、鬼舞辻はもう何もしない。
憎いのは変わらないけれど
取り敢えずは平気…?
あー。明日学校行きたくない。
よし。帰ろ、
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翌日
『善逸はよ。』
善「おはよー」
『カナヲの見回りの日っていつだっけ』
善「えーと、確か来週じゃないっけ」
『ん。今日は学級委員長決めだったよな。』
善「あー、そんなこと言ってたなー。」
『わざわざ電話掛けてまで言うことじゃないけどな』
善「いやそれな」
『着いちゃった』
善「あなたちゃん。帰ろ」
『いい事言うな。』
相「ちょっと、帰らないで下さいよ」
『相澤さん。おはようございます』
相「おはようございます」
『さようなら。』
相「ですから…資料まとめはさすがに任せる訳にいかないので、教師で何とかすることにしました」
『あら。意外と気が利くんですね。』
善「あなたちゃん、そんな人に構ってないで行こー」
『ん。今行く』
相「(そんな人…)」
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no-side
ガラガラガラガラ
「夢咲は…と、いた!」
「なぁ夢咲!」
『…上鳴さん』
「え、もしかして覚えててくれたの?!入試の時はサンキューな!改めまして上鳴電気よろしく!早速なんだけど質問いい?」
『1日ひとつまでなら。』
電「1つ…んー。爆豪が夢咲の個性身体能力の強化って言ってたんだけどよ。お前ほら素の身体能力もいいんだろーなって思って、なんかその鍛錬?訓練法、とかって何してんの?…ごめ、なんか語彙力ないわ」
『分かるので大丈夫です。訓練法…戦闘訓練を見て分かったと思うんですが、私は基本素早く動く事を重点的にやっています。なので所有地の山を何往復もするとか、体力上げもしていて、それは素振り1000回を1日何セットかとかですかね。』
夢咲は素早く動く事を重点的にやっているといったが、全くの嘘である。
電「ふんふん。俺には出来そうにねぇーなぁ。…所有地の山?!夢咲んとこ金持ちか…両親って、あー1日1個だったな。じゃあまた明日質問するな!」
『はい。』
この時夢咲は思った。
寝かせてくれ!…と

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