第59話

50話
11,304
2020/08/10 12:24
in学校
職員室にて
コンコンコン
『夢咲です。』
相「あー大丈夫でしたか?」
『貴方こそ平気なんですか?随分と包帯ぐるぐるまきの様ですけど』
相「もう平気ですよ。貴女の方が怪我酷かったでしょう?」
『鬼殺隊なめないでいただきたいです。このくらいどうってことありませんよ』
後「言っとくけどお前まだ38度あんだからな?そこ理解しとけよ」
『してるから。』
相「38度…」
『今校長先生いらっしゃいます?相澤先生と校長先生にご報告あるんですけど。』
相「多分いると思います。じゃあ行きましょう」
『はい』
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コンコンコン
『校長先生失礼致します』
根「夢咲くんだね!いいよ!」
『先日の件にご報告に参りました。相澤先生にも言ってなかったんですが、一応生徒としてでは無く今日は鬼殺隊として完全に来ているので隊服です。』
根「それは全然大丈夫なのさ!」
『では早速ですが、まず。
護衛という事で通っているのに関わらず、先生及び生徒に危険を晒してしまったこと、先生に怪我させてしまったこと深くお詫び致します。このような事態を招いてしまったこと申し訳なく思っております。』
根「大丈夫なのさ!君は今はもう平気みたいだけど、あの中で誰よりも怪我をしていて鬼と生徒を対面させないように戦ってくれた!他の隊士の方も同様にさ!とっても感謝しているよ」
『校長先生が理解のある方で誠に感謝しております』
根「僕も昔鬼殺隊の人に助けてもらったことがあるからね!」
相「それで、先日の件についてというのは」
『はい。USJに来たのは確実に前学校に襲撃してきた死柄木弔と黒霧で間違いないです。それと今回の件で確信したのは鬼と敵が手を組んでいるということ。そして鬼の始祖も誰なのか判明しました。敵の方は死柄木弔の裏に誰かがいることは判明しております。その誰かは今鬼殺隊の方で調査中です。今回の雑魚はただの寄せ集めですね。そして死柄木弔はまだ若い、生徒と同じ様にこれから成長していく、要注意人物です。反対に黒霧はもう大人と見ていますが、冷静で技術も中々なものです。これからあの人達は勢力を拡大していくでしょう。というのが鬼殺隊で調べた全てです。これを報告に参りました。以上です。』
相「分かりましたありがとうございます。」
根「とても助かったよ!流石鬼殺隊だね!これからもよろしく頼むね!」
『御意』
相「クラスの方には行かれますか?」
『行きたいのは山々なんですが…(絶対行きたくない。)隊服なので、顔だけ、本当に顔だけ覗かせます』
相「分かりました。そろそろHRなので行きましょう」
『はい』
inクラス
ガラガラ
相「お前ら、夢咲が来たぞ」
A「復帰はえぇー!」
『今日は授業出れないけど来週…んー3日後くらいには行けるかなって感じ。私は全然平気だけど一応これでも38度あるからね。』
切「38度って大丈夫なのか?!」
『私は全然問題ないよ』
上「それよりなんで顔しか出さないんだ?」
『んー、諸事情ってやつかな。まぁ普通に怪我してるから見せたくないってのもあるんだけどね。』
麗「そうや!怪我!怪我は大丈夫なん?」
『こっちも全然平気。余裕で走れるくらいだし』
後「そろそろ時間だぞー。胡蝶様に怒られんぞ」
『そろそろ時間みたいだからまたね』
A「バイバーい!」
よくハモるな〜

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