汐「あなたって好きな人いるの?」
あなた「え?」
汐「いや、気になってさw」
あなた「先輩はいる?」
汐「んー、気になってる人は。でもその人無理そう」
あなた「え!誰!?」
汐「嫌だw教えない」
あなた「えー、私はいる」
汐「え、教えていただきたい」
あなた「無理w」
汐「その人ヒントとかないん?」
あなた「えー、先輩も言ってね」
汐「いいよ」
あなた「部活入ってる」
汐「俺も」
あなた「自分より身長が高い」
汐「おー、俺は低いその人の方が」
あなた「あとは、誕生日は秋」
汐「俺は夏」
あなた「おー。」
何か、全部当てはまってるくね?
汐「学年は?」
あなた「次、3年生になります」
汐「おー、俺年下です」
あなた「おー、w」
汐「え、部活なに?」
あなた「それ言っちゃう?」
汐「うん、俺も言うから」
あなた「陸部です」
汐「俺、女バスかもね」
あなた「あー、わかっちゃいました」
汐「俺も、」
あなた「もう言お」
汐「え!わかった」
あなた「汐恩先輩」
汐「あー、俺なんかあなたみたいな名前の人」
あなた「ちゃんと言って」
汐「ごめんあなた」
あなた「まじかwやばい」
汐「おーすまん?」
あなた「なんか両思いみたいな感じ?」
汐「うん、そうだねw」
あなた「どうすればいいのかな」
汐「今まで通り普通に話そ、もしかしたら気持ち変わるかもしれないし」
あなた「そうだね、」
汐「俺今、やばいことしたから聞いたら嫌いになるかもしれないし」
あなた「えー、話してくれたりする?」
汐「もちろん、他の人に言われる前に言うけど」
俺、前の彼女と付き合ってる時に女友達と
2人で出かけちゃって
それで浮気ってなって皆に嫌われてるんだよね
あなた「あーね、全然大丈夫だよ」
汐「マジで?こんなこと聞いたら普通嫌いになるのに」
あなた「いや今してないからいいじゃんw」
汐「ありがとう!」
あなた「いーえ!」
汐「付き合ったら誰かに言う?」
あなた「仲良い子2人には言うかも」
汐「おけおけその2人が誰にも言わないとは思うけど」
あなた「大丈夫だよ!」
汐「おけ!」
なんとこの度、彼氏が出来ました
みく「マジで!?誰?」
りな「それな?」
あなた「前言ってた汐恩パイセンです」
みく「付き合えたん!?おめでとう!」
りな「ホントだよ〜!おめでとう!」
あなた「ありがとう!」
みく「どうやって付き合ったの!?」
あなた「話すと長くなるw」
みく「じゃあ今度ゆっくり聞かせてw」
りな「そうだね!」
どうやら楽しくなりそうです
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!