第28話

#27
538
2021/04/09 12:26
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
あーねーきーぃ?
今日男子と合同じゃ無かったっけ?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
んんぅ…そうだっけ?
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
はぁ、昨日あれだけ「頑張る!」って言ってた癖に。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
多分今日は午後練で…
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
いーや、午前練って昨日言ってたよ。
二日酔いのおばさんかよ、姉貴は。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
なら、準備しなきゃ…
今何時?午前練なら8時から11時な筈だけど…
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
3時間もするの?
まぁ、いいけどさ…今は6時半。
俺が起こさなかったら、寝坊だよ?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ありがと、璃樹!
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
はいはい、もういいから朝ご飯食べて!
抱きついた私を無理やり引き剥がそうとしてくる璃樹から私は無理やりでも離れなかった。
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
いい加減離れて…はぁ。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
璃樹、あったかい…
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
そりゃ、くっついてるからね!
とりあえず離れてよ…部活遅れるよ!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
すみません…
自分のブラコンな性格に溜息をついてしまった。
そんな性格もそろそろ直さなきゃなと私は内心思っていた。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
璃樹、いつも朝ご飯有難う。
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
は?
いつもの事じゃん、別に姉貴が朝弱いこと把握してるし…
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
朝弱くないもん!
あのさ璃樹、あんたまだ中三でしょ?
だからしっかり猛勉強して、高校だけには絶対に入って。

自分が行きたい高校とかあれば、お姉ちゃんに何でも言っていいからね。
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
何言っての、姉貴に負担かけたくないし…
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
私、卒業だし…
卒業したら本格的に読モに専念しようと思う、そのお金で璃樹の学費とか払えるから。

何ならお母さんたちの遺産もまだ残ってる、あんたの学費なんてへっちゃらよ。
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
別にいい。
俺は中卒で働くから。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
高校はちゃんと行って。
私だけ高校生活を経験するなんておかしい、あんたは高校に行って彼女作って、幸せになっときなさい。
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
……姉貴。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ご馳走様。
部活あるから急ぐね、絶対に高校は行かせる。
どれほど大変でも私にはマネちゃがいるし、大丈夫だからニコッ
鷁野 璃樹
鷁野 璃樹
姉貴ッ、……!
私は璃樹の言葉は無視をして、家から飛び出た。
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
あなた先輩!
おはようございますっニコッ
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
はぁはぁッ…おはようっ!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
また寝坊したんですか?
私はいつも通り起きましたッ!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
雛ちゃんは凄いなぁ。
ホント尊敬しちゃうよ…
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
実力に関してはあなた先輩の方が上ですけどね!
私は部活でも勉強面でもあなた先輩はいつまでも尊敬する人です!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
えへへっ、ありがとっ!
あれ、あれ…ひよちゃんじゃない?
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
あ、ほんとだ!
ひよりちゃーん!
涼海 ひより
涼海 ひより
ん?
あ、雛先輩!あなた先輩や!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
おはよう。
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
おはよー!
涼海 ひより
涼海 ひより
おはようございますッ!
今日は食パン咥えながら来たら、鳥に持ってかれちゃったんですよ!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
ふふっ、ひよりちゃんらしい。
涼海 ひより
涼海 ひより
えぇ、ほんまですか…
困惑した表情を見せたひよちゃん。
鳥にパンを持って行かれるとか、ひよちゃんにしか出来ない行為だと私も雛ちゃんに共感だ。
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作者
作者
鳥ってパン食べるのか?
ひよちゃんらしい行為ですね!

次回もお楽しみに!

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