第3話

#2
1,425
2020/12/29 09:21
作者
作者
じゃ、ばいちゃ
入学式の為、授業は二時間で終わり私は陸上部の部長である為部活に向かった。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
じゃ、帰りね!!
榎本 夏樹
榎本 夏樹
りょーかい!!
早坂 あかり
早坂 あかり
あぁ、なっちゃん待って!!
合田 美桜
合田 美桜
早いってば!
なっちゃんの後をついて行く二人。
その走り姿にクスクスと笑っている自分がいた。
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
あーっ、鷁野先輩!!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
おぉ、雛ちゃん!!
久しぶりー元気だった?
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
私は元気モリモリですよ!
と、その前に…どうして部活サボってたんですか!?
大事な大会があると言うのに……
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ごめんごめんッ!!
今度駅前のクレープ奢るからさ!!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
今日から新入生の入部も始まるというのに、全く本当に部長なんですか!?
まぁ、実力は否めませんが…
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
雛ちゃんの実力もかなりでしょ?
私なんかじゃ当然敵わない…よ。
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
先輩みたいに、記録更新できないので…最近は諦めかけてますよ。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
そっかぁ…じゃあ今日から筋トレも再開しなきゃね!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
そうですね!
急に笑顔になった雛ちゃん。
流石兄妹なのか、兄である瀬戸口くんに似て、優しい所もあるのだなぁっと思ってしまった。
涼海 ひより
涼海 ひより
どこや、陸上部は!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
あれ、あの子…朝迷ってた子。
涼海 ひより
涼海 ひより
あ、あれ!?
朝助けてくれた先輩や!!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
やっほぉー!
朝は大丈夫だった?
涼海 ひより
涼海 ひより
あ、はい…先輩のお陰で教室に辿り着けたんで。えへへッ。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
スズミ、さん?
陸上部希望の子かな?
涼海 ひより
涼海 ひより
あ、はい!!
うち、陸上部希望です!!
喜怒哀楽が激しい子だ。
見た目から見て、おっちょこそうだ。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
私、部長の鷁野あなたです。
この子は実力派の瀬戸口雛ちゃんです!!
涼海 ひより
涼海 ひより
瀬戸口先輩って言うんですね!!
うち、実力派じゃないけ…どんな選手になるか分からへんけど頑張ります。
涼海 ひより
涼海 ひより
あぁっと、うちは涼海ひよりです!!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
ひよりちゃん、よろしくね!!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ひよちゃん、よろしく!!
涼海 ひより
涼海 ひより
ひ、ひひひひよちゃん!?
えへへッ、先輩にそんな風に呼んでもらえると、うち嬉しいです!!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
今日から一緒に頑張ろうね。
雛ちゃん、部室で待っててくれる?
部室の鍵職員室から取ってくるから。
涼海 ひより
涼海 ひより
そんなら、うちに行かせて下さい!!
これから役に立てるかもしれへんので!!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
じゃあ、任そうかな?
雛ちゃんついて行って貰っても大丈夫そ?
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
あ、はい…大丈夫ですよ!
じゃひよりちゃん行こっかニコッ
涼海 ひより
涼海 ひより
はい!
元気よく返事をしたひよちゃん。
ひよちゃんがどれ程速く走れるかを見極めなければと私は気合を入れた。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
しっかし、明るい子が入ってくれた。
私にとっては嬉しい事だね!!
柴崎 健
柴崎 健
ねぇねぇ、アリサちゃん、待ってよ。
高見沢 アリサ
高見沢 アリサ
ついてこないでってば!!
柴崎 健
柴崎 健
いいじゃーん。
ちょっとぐらい遊ぼうーよ!!
高見沢 アリサ
高見沢 アリサ
お断りです!!
お引き取り願いますッ、あー、鷁野先輩!!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
おーおーおー、アリサちゃん。
元気そうでなによりだよ、そこはストーカーか何か?
高見沢 アリサ
高見沢 アリサ
そうです!
だから、助けてください…
柴崎 健
柴崎 健
いやいやいやッ、先輩俺ストーカーじゃないっすよ?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
見たら分かるから大丈夫。
柴崎 健
柴崎 健
良かったっす。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ただし、私なんかじゃだーいじなアリサちゃん傷つけたらはっ倒すからね?
柴崎 健
柴崎 健
え、…はい。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
よろしい。
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作者
作者
え、ひよりちゃん可愛い。

ヒロイン育成計画
ヒロインたるもの!

がひよちゃんが出てる曲。

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