第10話

#9
1,043
2021/01/18 12:51
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
せんぱ~い!
こっちですよ!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
久しぶりすぎて道に迷っちゃってた!
陸上部の皆久しぶりニカッ
部活の後輩
鷁野先輩!
お久しぶりです、ずっとずっと待ってたんですよ?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ごめんごめん、私も勉強と仕事で忙しくてさ!
部活の後輩
あー、それなら納得かも。
でもたまに顔くらい出して下さいよ!
部活の後輩
私達の成長が見られないじゃないですか!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
あー、それもそうだね。
皆ごめんよぉ、今後は顔は出すようにするね!
えぇと、雛ちゃんタイム計ってもらって大丈夫?
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
あっ、はい!
ちょっとその前に、皆ちょっと一旦やめて!
鷁野先輩が久々に走るから、ここに集合ー!
涼海 ひより
涼海 ひより
あぁっ、鷁野先輩!
この前のドラマの撮影の件はホンマにお世話になりましt…んぐぅ?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
しーっ、ひよちゃん。
知らない子もいるからさ、それは黙っといてくれる?
涼海 ひより
涼海 ひより
あ、はい!
すみません…それより瀬戸口先輩!
鷁野先輩って足速いんですか?
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
速いどころじゃないよ!
もう異次元レベルの速さなの!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
よぉしっ!
軽く外周してくるから、まだしてていいよ!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
外周?
じゃあ、私もお供します!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
おー、雛ちゃんやる気だねぇ。
まぁいいよ、自分のペースで走っていいからね!
私はガッツポーズをした。

数分後結局、グラウンドには誰一人おらず私の後ろについてきていた。
全員が一斉に着いてきてくる為、少し歩道者の目が痛い。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
うぅっ
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
はぁはぁ、さすがです!
鷁野先輩はやっぱり長距離も速いんですね!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
はいはい、さぁてと、参りますか!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
タイマー準備OKです!
それでは参りましょう、よーいドン!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
すたっ
風のように走りきる、50mなんぞあっという間に完走しきってしまった。
私を見ていた新人の子達は目を見開き、驚いた表情をしていた。

それとは別に雛ちゃんは、タイマーをじっと見つめ反対側の手に抱えていた紙に目をやった。
その後、顔を明るくし私の方を見つめてきた。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
その様子だと新記録かな?
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
はいっ!
先輩やっぱり凄いです!
嬉しそうに抱きついてきた雛ちゃん。
瀬戸口くんこれだけ言わせてくれ、君の妹私にください…
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
えへへぇ、まだ速く走れる気がしたんだけどなぁ、まぁ新記録なら満足だわ!
瀬戸口 雛
瀬戸口 雛
先輩ならもっともっと速く走れますよ!
私は絶対に全国優勝目指せるって信じていますから!
部活の後輩
速いッ!
涼海 ひより
涼海 ひより
うちの過去の部活では、あんな速い人おらんかった…
鷁野先輩って凄い人なん?
部活の後輩
当たり前じゃん!
来月の大会での優勝候補はもう先輩って決まっているんだからね!
涼海 ひより
涼海 ひより
ふぇぇ、うちじゃ追いつけん程や!
今度走り方のコツとか教えてもらわんとな!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
聞かないでも私が言ってあげるから、大丈夫よひよちゃん!
涼海 ひより
涼海 ひより
えぇ、ほんまですか!?
出来れば細かく教えて下さい!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ふふん、私に任せなさい!
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作者
作者
私も陸上部入りたい……
顧問がウザすぎる🥺

次回もお楽しみに!

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