第6話

#5
1,172
2021/01/04 05:33
マネージャーさん
どうしましょう…オロオロ
勇次郎
勇次郎
愛蔵何の騒ぎ?
愛蔵
愛蔵
おっと、勇次郎…
監督がまだ来てないみたいだ。
勇次郎
勇次郎
はぁ?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
マネージャーさん、話の内容とか分かりますか?
マネージャーさん
え、えぇ…大体頭の中には入れておりますけど?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
私達の台本もある事ですし、早めに始めておきませんか?
マネージャーさん
ですけど、監督の許可がなければ。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
監督が早く来ないのが悪いんです。
あちらから誘っておいて、遅れるという事はそれ程やる気がないと言うことですよね?

別に文句を言われたって、監督が遅れたのが悪いので気にする必要はないと思いますよ?
オロオロと迷っているマネージャーさんにズバッと言った。
周りのカメラマンさんも、衣装さんも、皆頷いておりマネージャーさんも大きく頷いた。
マネージャーさん
とりあえずそうしましょう。
勇次郎
勇次郎
へぇ、すげぇ…
愛蔵
愛蔵
あの子、俺達の相手の子。
勇次郎
勇次郎
意外といい子じゃん。
結構気に入ったかも…?
涼海 ひより
涼海 ひより
こーら!
二人共ぼーっとせんといて!
勇次郎
勇次郎
はぁーい。
愛蔵
愛蔵
ほいほーい
涼海 ひより
涼海 ひより
もう、全くって…鷁野先輩!?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
やっほー、ひよちゃんニコッ
涼海 ひより
涼海 ひより
あの二人と共演なんですか?
しかも主役の地味系女子って、鷁野先輩だったんですか!?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
うん、そーだよ!
あの二人も礼儀正しくて、結構いい気分かも?
涼海 ひより
涼海 ひより
普段は喧嘩しまくりなんですけど…
まぁ、そう言って貰えると嬉しいです!
愛蔵
愛蔵
えー、何?
お二人って知り合いな感じ?
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
私は桜丘高校の三年生。
一応貴方達の先輩よ?
勇次郎
勇次郎
先輩なんですか…なんか子供っぽい。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
よく言われるから、褒め言葉として受け取っておく。
困った感じのひよちゃん。
涼海 ひより
涼海 ひより
二人共ッ、すみません先輩!
失礼なことを言ってしもうて…
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ううん、気にしないで!
それよりマネージャーさん、準備できましたか?
マネージャーさん
監督が今到着されました!
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
あ、本当ですか?
とりあえずご対面してきましょうか。
監督
すまない、娘の機嫌を戻す為に一苦労でしてな。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
約束の時間よりも、かなり遅れているのに娘さんの事を第一なんですか?
私達の事をかなり待たせておいて、マネージャーさんも困ってましたよ?
監督
本当にすまん…!
涼海 ひより
涼海 ひより
説得力が凄いんやなぁ。
愛蔵
愛蔵
さっすが天才、だよな?
涼海 ひより
涼海 ひより
頭もいいって、ほんま尊敬や。
勇次郎
勇次郎
頭もいいんだぁ~…
涼海 ひより
涼海 ひより
染谷くん…
勇次郎
勇次郎
何?
涼海 ひより
涼海 ひより
やっぱ、なんでもない…
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
とにかく始めましょう!
皆さんお待たせしてしまい、すみません…
そして数時間、大体六話分の撮影をした。
続きはまた今度という事で、解散となった。

その後お詫びとして、お菓子をくれた。
しかも美味しい和菓子屋さんのお菓子であった。
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
ふふっ、美味しそう。
監督
待たせたお詫びとして…
鷁野 (なまえ)
鷁野 あなた
有難う御座います!
私は軽い足取りでルンルンと家に帰った。
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作者
作者
愛蔵くんと、勇次郎くんは、ひよちゃんの事を何と呼ぶの?
分かんなかったから、うん…
作者
作者
じゃ次回もお楽しみに!

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