宮舘side
俺はあなたが階段から落ちた瞬間を見てた。
落ちたというか、落とされた、、、
あの日、皆一通り玲奈からの差し入れのプリンを食べ終わって
玲奈と話してるメンバーもいれば、ダンスの振りの振り返りをしてるメンバーもいて
結構自由な時間だった。
それからちょっと経って、玲奈が言ったんだ
玲奈が出て行ってからちょっとして
とあなたも出て行ったんだ。
俺もペットボトルからになってたし、今のうちに買いに行っとこうと思った。
あなたと鉢合わせになりたくないと思って一個下の自販機に行こうと思った。
でも、あなたは自販機に水がなかったのか買わずに階段の方向に歩いていっていた
これじゃ水買いに行けないじゃん
って思ったけど
女子トイレから玲奈が出てきて、あなたの後ろをちょっと距離をとって歩いていた
でもここであなたと玲奈を2人きりにしたらまた玲奈が何かされるんじゃないかと思って走った
でも2人とも階段を曲がった後
俺は走ったせいで一部始終を見てしまったんだ。
俺は取り返しのつかないことをし続けてしまっていたんだって確信した瞬間だった
俺は瞬間的に壁に隠れた。
玲奈はあなたを階段から突き落とした後そう言い放った。
もう自分でもどうしたらいいか分からなくなって、その場から動けなかった。。
焼肉屋で照が言ったことが頭をよぎった
なぁ照、、、
俺どうすればいい、?
ちょっと長くなりました。結構良く書けた感じします笑
♡お願いします🌟
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!