あなた「1ヶ月探しても出てこなかったんでしょう?時間かかるじゃない」
五条「確かに。1年連れてっていいよ」
伏黒「1級……」
釘崎「かすり傷じゃ済まなそうね」
五条「大丈夫。あなたいるし」
あなた「そんなに期待されてもね…誰かさんと違って私は最強じゃないのよ」
五条「大丈夫大丈夫。今回の潜入捜査は呪術師だってバラしていいからね」
虎杖「なんで?」
伏黒「早いとこ呪霊を出て来させるためだろ」
五条「恵正解」
あなた「普段は一般人が巻き込まれる可能性があるからバレるのは好ましくないけど…」
釘崎「状況が状況がだもの。さっさと引きずり出して祓いましょ」
伏黒「特級並の実力者が戦ってるとこを間近で見られるのか」
五条「そゆこと。じゃあ明日からよろしくね」
虎杖「めっちゃ急、明日って」
五条「ちなみにあなたが28ってのはあちらの先生方は知ってるから」
あなた「煙草吸っても大丈夫ね」
五条「生徒にバレたらどうすんのさ」
あなた「そんなヘマしないから大丈夫よ」
-翌日-
担任「ここがあなたの名字さんののクラスになる3年5組。呪術師?なんだっけ」
あなた「えぇまぁ。先生は呪術師の存在をご存知で?」
担任「うん。両親が呪霊ってやつに殺されたんだ」
あなた「そうなんですね…驚かれましたよね」
担任「当然。化け物が急に目の前に現れて両親が殺されたんだよ」
この人見えてる…?
それとも呪霊の術式か…
担任「そんな化け物が自分が勤務する学校にいるなんてね…もう関わることないと思ってたんだけど」
あなた「大丈夫です。学校関係者は誰一人死なせまん。私達がいます」
担任「心強いなぁ」
あなた「多少の建物の破壊はあるかもしれませんけど、そこは見逃してくださいね」
担任「人の命に比べたら軽いよ。じゃああなたの名字さん入って」
あなた「失礼します」
モブ「え、めっちゃ綺麗」
モブ「それな、スタイル良すぎ」
モブ「大人っぽくね?」
モブ「わかる。女子ってより女性」
若い子の勘はすごいわ…こりゃ簡単にバレそうね笑
まぁいいわ。さっさと祓って高専に帰るの
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。