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臣愛され14(紬臣&丞臣)
再び病院編
--------キリトリ線--------
朝の談話室にて…
臣くん、大丈夫っすよ
太一…
太一くん、臣くん、おはよう
紬さん、おはようっす
おはよう…ございます
今日、病院行くんっすか?
うん、臣くんの事で
ガチャ
紬、車の準備したぞ
丞、ありがとう
丞さん?紬さん?…
伏見、大丈夫だ
大丈夫だよ
臣の表情が怯えてる
臣くん、丞さんが準備してくれた、車に行こう
太一はそのまま、手を繋いたまま、臣を車に連れて行った
七尾、車にエンジン既にかかってるからな
俺も、臣くんの所に行くよ
ああ、俺は、伏見の保険証などを持って来るからな
分かった
一方の太一と臣は
太一、今日、学校じゃあないのか?
学校に行きたくない
臣くんを1人にさせたくない
その数分後
臣くん、おまたせ
紬さん
あれ、太一くん、今日、学校は?
嫌っす、学校に行かない
太一くん…
臣くんの事、俺と、丞に任せてもらってもいい?
紬さん…
うん、だから、太一くんには学校に行ってほしい
俺、臣くんの事心配で…
うん
太一、俺は、もうどこにも行かないから、だから、安心して、学校に行ってな
臣くん…絶対に、俺たちの傍にいてくれるの?
ああ…約束する…
臣くん、分かった、俺、学校に行くっすよ
ああ…
紬さん、丞さん、臣くんの事守ってくださいっス
分かったよ
俺、学校に行く準備するから
太一はそのまま、寮に戻って行った…そして、入れ違いに丞が来て
紬、伏見、待たせたな
はい…
臣の手を握ってくれてる紬
臣くん、やっぱり、車怖い?
……コクン
少しすづ、慣れていこうね
はい
そして、病院
俺は、手続きしてくるから
臣の体はかなり、震えてる
そのまま、紬は臣の背中を撫でた
その時、左手が誰かが握ってくれていた…臣には、その感覚が見覚えがあった
丞さん…
そう、丞が臣の左手を握ってくれていたのだ
丞、もう手続き終わったんだね
ガイガイ(元つむつむ)🏹🪓🪄︎︎
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。