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第5話

夢生活①
14
2020/02/28 00:45
次の日の朝
ピピピピ ピピピピ ピピピ
いつもどうりアラームで目が覚める…
紗羅
紗羅
はぁ…結局朝になっちゃった。学校行きたくない…………。もう1回寝ようかな、
..zzzZZ
ー夢の中ー
燎
「紗羅おはよ!」
紗羅
紗羅
「燎…?」
燎
「そうだよ?お前の彼氏の燎だよ!」
紗羅
紗羅
「な、なんでここに!?」
燎
「え、だって…紗羅が今日学校来なかったから心配で」
紗羅
紗羅
(え?私確か…学校行きたくなくて学校休もうと眠りについて……)
燎
(なんか今日の紗羅の様子変だな。)
燎
「大丈夫か?紗羅…」
紗羅
紗羅
「だ、大丈夫だよ……」
ガチャ
1Fの玄関の鍵を開けた音がした。誰か帰ってきたのだろう。
お母さん
お母さん
「ただいまー」
お母さんだった、
紗羅
紗羅
(ふぅ……)
お母さん
お母さん
「紗羅ー?どこー?二階にいるのー?」
紗羅
紗羅
「そ、そうだよー。二階にいるよー。」
燎
「お母さん帰ってきたの?」
紗羅
紗羅
「うん。」
階段を登ってくるお母さん
ガチャ
ついに部屋の扉が開いた
お母さん
お母さん
「紗羅ー?」
燎
「お邪魔してます。紗羅のお母さん」
お母さん
お母さん
!?(燎くん!)
お母さん
お母さん
「あ、そうだったのね。」
紗羅
紗羅
「ま、まぁ、ところでお母さんがなんの用?」
お母さん
お母さん
「おつかいに行ってもらおうと思ったけどやっぱりやめるわ…燎くんゆっくりしてってね。」
燎
「はい。ありがとうございます。」
そう一言言うとお母さんは、部屋から出た。
燎
「紗羅?大丈夫?顔色悪いよ?」
紗羅
紗羅
「え?大丈夫だよ?体調悪くないし。」
燎
「ほんとに?…………」
燎の声が遠く感じる。だんだんと視界もぼやけてきて……
紗羅
紗羅
はっ!
気がつくと…
燎の居ない現実に戻ってきた…あれは夢だったみたいだ。
紗羅
紗羅
「燎…………」
やっぱり…燎に会いたい……。
夢の中だけでもいい。
1分でも、1秒でも、いいから燎に会いたい……。
神様……お願い。

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