今日は暇だから女の子を心中に誘おうと思う。
飛び降りでもいいなぁと思ったけど、やっぱり可愛い女の子と心中した方が来世報われる気がしたからそうする。
とまぁこんな感じでいつも失敗に終わる
何でなんだ!!!心中くらいいいじゃないかこんちくしょー!!!
ヤケになってそこら辺にあった小石を蹴りながら歩いているとふと聞き慣れた声が聞こえた
何やらピリついた雰囲気のようだね
本音を言うとめちゃくちゃ通りたくないな
龍宮寺君、それは私にも喧嘩を売ってると捉えてもいいのかい????
花垣君が言い合いをしている二人を止めに入る
おお、凄い勇気あるね、あれが始まったら私なんかほっておくのに
悲報 唯我独尊男に気付かれる
耳に手を当てながら近付く
東卍が3つに別れ始めた、とかなんだか騒いでいるせいで、私はあれから全くこの2人とつるんでない
おかげで三ツ谷君との親密度が上がったよ
そういった万次郎は近くにあった自転車を龍宮寺君の方にぶん投げた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。