第6話

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2020/10/14 05:40

その日は学校が休みで、

いつもならデートとか行ってたのに

おしゃれしてお出かけして、それが毎週の楽しみで


ふと2階にある自分の部屋の窓から外を見てみれば

廉がおしゃれしてどこかへ歩いていってた

あなた
…え、、もしかして、新しい彼女、

そんなわけないよね、いや、でもあるかもしれない

廉はモテるし、今でも人気なのに

嫌だよ、その気持ちしかなくて私は着替えて

廉にバレないようにマスクとサングラスと帽子を装着。


尾行することに決定。

電信棒や、曲がり角を利用しながら


歩いてきたのは駅前のお店。


外には甘い香りが漂ってる

それに誘われた私は匂いのする方へ足を進めた

あなた
パンケーキ…っ

いつも混んでるけど今日は人が少ない


今日は行列に並ばずに入れそう、、

廉とまた来れたら…

廉
あなたとまた来たいな…
あなた
…!?
私の後ろを素通りする廉、、私、バレてない!?
廉
ん…?

なんで立ち止まるの、、バレたくないよ

こんな格好してたら尾行してたって、思われ…
廉
今日はパンケーキ屋さんあんま混んでへんな
あなた
ひっ、、!?
私の肩に顎が置かれて


耳元で囁かれるなんて、やめて、、


私は慌てて後ろに下がる
廉
なにそんな怪しい格好してんの笑
あなた
べ、別に、

やばい、バレた、

ストーカーになっちゃう私、


そっと歩みよった廉は私のサングラスとマスクを外してきた
廉
お腹すいてる?
あなた
((コクッ
廉
じゃあせっかくやしパンケーキでも食べてく?
あなた
いいの、?
廉
おん笑
まぁしょうがないか、イヤホン探すの手伝ってくれたし、、

私もずっとパンケーキ食べたくてうずうずしてたんだし、、

あなた
行こっ!
廉
はいはい笑

嬉しくて廉の手を引っ張った


また廉と一緒にパンケーキ食べに来れるだなんて思ってなかった

また、付き合いたい




そんなこと言ったら、だめだよね







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