パンケーキ屋からの帰り道。


静かな夕暮れの道を2人でゆっくり歩いて帰ってた

廉に新しい彼女がいるのかもって疑って


尾行してましたって正直に言えない

ちょっと強がった

廉に頼りたくないから

どうしたら私は



廉と幸せな日々を送ることが出来ますか



こうやって廉と一緒にいたら、



別れた意味が無いよ

廉はイヤホンを差し出してきた

私の大きな勘違い

廉を疑っちゃった


何してんだよ私、


別れたから関係ないのに


そう自分に言い聞かせて廉から逃げてるのかもしれない


でも、仕方ないことなんだ



誰かに別れろって言われたわけじゃないけど



ファンの子多いし、きっと…

私の足はもう動かなくて

廉は心配して私を見つめてる



このイヤホンも、私は貰っちゃいけないよね



付き合ってた頃に貰った誕生日プレゼントは

嬉しくて飛び跳ねたよね、笑

ごめんね、泣きたいわけじゃないんだ


泣かないって決めたのに、

とりあえず、抱きしめてもいいですか


これで最後にするから、。


身体が勝手に動くから。

泣き止まなきゃ、そう思えば思うほど


涙って止まらない


廉は私の背中をトントンと優しく叩いてくれる



そんな優しい廉が大好きなんだ