第14話

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2020/11/02 06:08

廉に奪われた唇は










ゆっくりと離れた



あなた
…///
廉
ごめん、急に、


廉にキスされるなんていつぶりだろう


廉の顔が見れない

廉
あなた?

顔が熱くて



気づけば廉に抱きついてた…




ってことにしてください






廉
え、なに、どした?
あなた
バカ…っ
廉
えっ?
あなた
もう無理だよ、無理なんだよっ…
廉
…ごめんな

廉の彼女やめたけど


廉のこと忘れたいけど



でも頭のなかには廉がいて



どこにいても私は廉のことしか

考えられなくて










そんな自分が辛い









廉は私を優しく包み込んで



私の背中をとんとんしてくれた




そんなことするから余計に涙が溢れてくる






廉の前では泣かないって決めたのに



廉
あなたに辛い思いばっかさせて、俺は最低な男やな、

廉の顔は見えないけど

優しい口調で問いかけてきた
廉
もう泣きやめや、俺がずっとあなたのそばにいたるから
あなた
…うぅっ(泣
廉
はいはい笑
わかった、もう無理せんくてええから頑張らんくてええから、な?

ねぇ、私



いいよね、もう無理だよ



頑固な自分吹き飛ばしていいよね



廉は私のそばにずっといたるって



言ってくれてるんだよ




振ったのにこんなに私を離そうとしない人なら





きっと守ってくれる








きっと









幸せにしてくれる






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