第17話

戦闘訓練
12,805
2021/01/12 15:19
『…Zzzzzzz』
瀬呂「…(寝てる……)」
常闇「…(寝てる…)」
飯田「…ハイ!!先生!!寝てる人がいるのですが、起こさなくていいんですか!?」
マイク「あーー…あなたの名字…は起こさなくていいぞ。お前らは起きてろ」
上鳴「ええっ、俺も寝たい!!」
マイク「宿題増やすぞ」
上鳴「ウッス」
なんで寝てるかって??
昨日の任務が凄い遅くまでかかっちゃったんだよ!!
すばしっこくてさ、その上に厄介な個性でさ。
終わったの朝5時だぜ?
ギリギリで終わらせたよ…
そうして私は午後まで爆睡をかました。(寝すぎ)

オールマイト「わーたーしーがー!!」
緑谷「来っ」
オールマイト「普通にドアから来た!!」
『んがっ……待って今何時…』
瀬呂「あ、やっと起きたな…もう午後の授業始まるぞ」
 『えっ…うそ…そんなにですか…』
オールマイト「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為様々な訓練を行う課目だ!!

早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」
オールマイトはBATTLEと書かれたカードを前に突き出した。
その響きにクラスがザワザワとざわつく。
「戦闘…訓練!」
オールマイト「そしてそいつに伴って…こちら!!!

入学前に送ってもらった“個性届”と“要望”に沿ってあつらえた… 戦闘服!!!」
「おおお!!!!」
『…(私は隊服でいいか。羽織も刀もちゃんと持ってきてるし)』
緑谷「コスチューム…!!」
オールマイト「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!!」
「はーい!!!」
クラスの人達がゾロゾロと更衣室に向かう。
轟「…あなたの名字は、更衣室に行かないのか」
『行きますよ。少し持っていく物が多くて。』
轟「…そうか」
轟くんはボソリと呟いたあと、教室を出て行った。
『…流石に皆と一緒には着替えられない。』
私は手慣れた手つきでサッと隊服に着替えると、刀を持ってグラウンド・βに行った。
オールマイト「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!! 

自覚するのだ!!!!
今から自分は……ヒーローなんだと!!」







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キリのいいところで区切っているので、短めでしたね。
あなたちゃんバチくそに寝てましたが、誰も起こそうとしませんでした。
起こそうとしなかった、というよりは、
起こせなかった、の方があっているかもしれません。
なぜかと言うと、連夜任務で平均睡眠時間が2時間、クマが酷くないわけがありません。
クマが酷いあなたちゃんを見て、誰も起こせなかったのが正解です。
今世に来てから、鬼殺隊は人手不足です。
前世のようにやる訳にも行かないので、前世の記憶がある人達だけで構成されています。
覚えていたとしてもそれなりの鍛錬をして、鬼殺隊に入っています。
階級制度は一応ありますが、その人に合ったレベルの鬼の任務が当たるようになりました。
死なせないように、と御館様のご意向です。
その意見に1番に賛成したのがあなたちゃんです。
隊員が死なないということはとても尊い事だ、と。
悲鳴嶼さん感凄いですね。
みんなもあなたちゃんの理由と同じ感じで続々と賛成をしました。


肩が痛いです。四十肩でしょうか…


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