私の記憶が巻き戻されていく…
幼少期あなた『駿佑!!早く〜』
幼少期駿佑「待って〜」
あれは…私と駿佑…?
幼少期駿佑「ターチッ」
幼少期あなた『早いよ〜』
幼少期あなた『次駿佑逃げてねぇ〜』
幼少期駿佑「うん‼ダダダッ」
幼少期駿佑「あっズテッ。゚(゚´Д`゚)゚。痛いよぉ〜」
幼少期あなた『よしよし、大丈夫だよ』
幼少期駿佑「うう…(*´ω`*)ありがとう…」
幼少期あなた『相変わらず泣き虫駿くんだ〜』
幼少期駿佑「ひどい!!」
あのとき見た表情はこれだったのか…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなた『駿佑帰ろ〜』
駿佑「うん‼」
駿佑「ねぇあなた…」
あなた『ん?』
駿佑「僕のこと…どう思ってる?」
あなた『どうって…“幼なじみ”だけど…』
駿佑「ッ…そうだよね…」
そっか…幼なじみだったんだ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駿佑「あなた」
あなた『どうした?』
駿佑「あなたのことが…好きでした!付き合ってください‼」
あなた『もちろん!!』
駿佑『やった〜!』
あなた『ふふっ☺️』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなた『楽しかったね!!』
駿佑「うん‼‼」
駿佑「あなた好きだよ!!」
あなた『私も‼』
((ブーン🚚
駿佑「あなたっ危ない‼‼」
あなた『え…?』
ドンッ💥
駿佑「…」
あなた『…』
ピーポーピーポー🚑
医師『あなたさんは目を覚まします。』
医師『ですが…記憶喪失です。』
医師『残念ですが…』
医師『…申し訳ございません』
ピー
そっか…そういうことだったんだ…
あなたは…
私の幼なじみ,そして…
私の彼氏、道枝駿佑…
続く…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!