第5話

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2019/04/13 14:55
涼太 side
それはあなたが帰ってくる1週間前のこと…
涼父「そういえば、岩橋さんのところの娘さんのあなたさんがアメリカから帰ってくるらしい」
片寄涼太
片寄涼太
それは本当ですか?
涼父「あ、あぁ。帰ってくる日は分からないが…」



それを聞いて俺はすごい嬉しかった。


また会える。

















________ 大切な人に





















だから、今日までの1週間、登校するとき必ず岩橋邸に行った。




帰ってきたらどんな言葉をかけようとか、想いを伝えよう、とか。




だから、さっき花束とともに告白しようとしたのに……


はぁ。
執事「涼太様、学校へ到着しました。」
片寄涼太
片寄涼太
…ありがとう。
じゃ、また後で。



告白できず、いつになっても想いを伝えられない自分に呆れながらも、重い足取りで校門へ向かうと、、



A「え!あれって岩橋あなたじゃない?」

B「本当に?アメリカにいたんじゃなかったの?」




通り過ぎていく人のいく先々には、大勢の人が。


それに、通り過ぎていく人はみんな"岩橋あなた"の名前を言って通り過ぎていく。






いつもは俺の周りにも人だかりできるけど、今日はみんな俺の目の前にいる大勢の人だかりの方へ。

( てか、自分が人気者って自覚あるんかーいby作者




ねぇ、あなた、君は同じ学校にいたりするの?





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