第2話

第一話 ウラジーミル・プーチン
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2023/04/16 08:55
(1941年〜1944年)
ドイツ軍とフィンランド軍はソ連のレニングラードへのすべての物資供給を組織的に遮断し、
この大都市の住人を餓死させる作戦を立てた。(レニングラード包囲戦)
100万人が餓死を迎えたという。

市場では公然と人肉が売られる。
子どもや女性が行方不明になることが頻発に起こる。
弟が餓死していくのを目にしても尚、弟が死んだ後に残るパンを待ち望む兄。
母親は我が子を殺してその肉を鍋に入れ、残りの我が子に与えるのだ。

彼らは地獄以下をも目の当たりにした。



1944年1月、レニングラードは解放された。



その8年後、レニングラードに一人の男子が生まれる。






ウラジーミルプーチン。




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プーチンは後に回想する。

─Путин вспоминает позже.─
(Putin vspominayet pozzhe.)

















«Мой брат умер в приюте, а моя мать была на грани голодной смерти».


「避難所で兄が死に 母親は 餓死寸前だった」





«Моя мать потеряла сознание, потому что была слишком голодна».


「母は 余りの空腹に気絶し」










«Люди думали, что они мертвы, и клали их рядом с другими трупами».


「人々は死んだと思い 他の屍体と並べておいた」

















《Моя мать стонала и говорила, что она спасенa》

「彼女はうめき声をあげ 救われたという」






























         “Это чудо, что выжил”




────────生き延びたのは 奇跡だった─────────

























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幼い頃から容姿の貧相さに悩み、柔道に没頭。14歳にして黒帯を巻く。



その人生を変えたのは、1本の映画だった。












“スパイ・ゾルゲ”「真珠湾前夜」(1961年製作)




スターリンが日本に送り込んだ諜報員、ゾルゲをモデルにした日仏合作のスパイ映画である。






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«Мое сердце было крепко захвачено шпионским фильмом».


「スパイ映画に、私の心はがっちりと掴まれてしまったのだ」













«Один шпион решает судьбы тысяч»


「ひとりのスパイが 数千人の運命を決めてしまう」

















 “Я"

「私は」



















«Стань чистым и законченным учеником патриотического воспитания».




「愛国主義的教育の生み出した、純粋かつ完全な生徒となったのである。」



















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