前の話
一覧へ
次の話

第1話

初本プロローグ
160
2022/06/14 10:55
青褪めたる
馬あり
それに乗る
者の名を
死という…








──────────────────────
     Was er geboren hat. Prolog
──────────────────────






※Deutsch vorhanden







戦争末期 ドイツ







ユダヤ人は屋根裏に隠れて不安な日々を送っていた。





手は震えしらみは沸く。






みつかれば収容所に送られ





やがてガス室が待っているのだ。












──────────────────────



"Es ist nur eine Frage der Zeit, bis wir getötet werden, auch wenn es so versteckt ist ..."

「こうして かくれていたって 我々が殺されるのは時間の問題だ」



"Hör auf mit solchen Gesprächen."

「そういう会話はやめてくれ」



"Ihr Sohn wurde übrigens auch von den Nazis getötet."

「ああ あんたの息子さんもナチにやられたんだってね」




"Das ist es"

「そうだ」





"Ist es nicht nur so, dass ich von Juden geboren wurde?
Es war nicht die Schuld meines Sohnes, dass ich von Juden geboren wurde”

「ユダヤ人に生まれたというだけで?
 ユダヤ人に生まれたのは息子のせいではない」




"Du musst kein Jude sein."

「別にユダヤ人じゃなくてもいいのさ」












                 “Was sie wollen, ist eine Leiche”

           ───────奴等が欲しいのは死体なんだ───────

プリ小説オーディオドラマ