第4話

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2020/12/16 13:00
本部は誰も通らない裏路地の1番奥にある。
街灯もなくて夜は真っ暗。
まぁ、私はそんな道が好きだったりする。
真っ暗な道を抜けると薄汚れたビルが出てくる。そこが本部だ。
下の階は本部に出入りする奴らのたまり場として使われている。
Xが居るのは唯一明かりがついてる最上階だ。
最上階といっても、4階なんだけどね。
出入り口のドアは灰色の鉄製。
建物自体古いから開ける度にギィっと音を出す。
そこを押して中に入ると目の前には階段。
そして階段を囲うように机やらソファーやらが置かれている。
1階はいつも人が沢山いて騒がしい。
私は1階が嫌いだ。
だからいつも入ったらすぐに階段を登る。
2階は救護室になっている。
1つだけある部屋の中には医者と看護師が1人ずつ。
そいつらがいつも怪我した奴らの手当をしている。
その部屋の周りはベッドが置かれていたり、手当用の道具や機械が置いてある。
私はこの階には足を踏み入れた事は無い。
3階。
ここは私が本部に来た時に寄る2つの場所の内の1つだ。
ここには色んな形の銃や弾などの武器がおいてある。
その向かい側には沢山の本が並べられている。
私はここで銃、弾などの形や種類を覚えたり自分にあった武器を探したりする。
それに飽きたら向かいにある本棚から本を持ってもう1つの場所に行く。
まぁ、最も今日の目的地は4階なんだがな、
───コンッコンッ───
0125
0125
失礼します。0125です。入ってもよろしいですか?
XXXX
XXXX
あぁ。
0125
0125
失礼します
XXXX
XXXX
今日の仕事の分の報酬だ。
XXXX
XXXX
よくやった
0125
0125
ありがとうございます
XXXX
XXXX
怪我はしてないか?
0125
0125
はい、大丈夫です
XXXX
XXXX
それは良かった
XXXX
XXXX
で、07からの情報は?
0125
0125
07は命令されてやったそうです
XXXX
XXXX
誰に
0125
0125
◇□○▽
0125
0125
と言っていました
XXXX
XXXX
それは本当だな?
0125
0125
それが真実かどうかは分かりませんが
XXXX
XXXX
確証は無いか、、
XXXX
XXXX
わかった
XXXX
XXXX
ありがとう。
0125
0125
はい
XXXX
XXXX
これでまた1歩進むことが出来た。
XXXX
XXXX
これはその分の追加の報酬だ
0125
0125
ありがとうございます
XXXX
XXXX
美味いもんでも食え
0125
0125
はい
XXXX
XXXX
0125
XXXX
XXXX
お前に次の命令を出す
XXXX
XXXX
次は──

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