【MAD】未藤あなた 「革命」
「"私は今高校2年生で不登校です。"」
「"不登校の原因は周りの皆に避けられていて孤独を感じるからです。"」
「"自分でも良くないと分かっているけど、あなたさんを見ているとどうしても憎く感じます。"」
「"なんで私はこんな思いしてるのにこの人は周りに恵まれて笑顔でいるんだろうと思ってしまいます。"」
「"自分にきっと避けられる原因はあると思うんですが"」
「"どうしても分からずどんどん周りの重みがのしかかって苦しいです。"」
「"どうしたらあなたさんのように明るくなれますか。"」
「"どうしたら人と関わらなくても生きていけますか。"」
「なるほどね」
「一回コメントの人はこの人に対するコメント止めてもらってもいいかな、?」
「苦しいんだよね」
「まぁ独りだってことに対して苦しいのはまぁそりゃそうだと思うな~」
「まぁまず言いたいのはあれだわ」
「人を憎く思う事は良くない事じゃないよ」
「人っていう生き物は無い物ねだりなんだから」
「自分の持って無いものを持ってる人が憎く思ったり羨ましく思うのはあったり前な訳」
「だけど反対に無いから良いやって言うのは違うんよな」
「別に絶対諦めるなって言ってる事じゃ無い」
「多少の努力は必要よってだけね」
未藤あなた 革命
「私もね、この人と同じちょうど高校くらいの時に」
「それまでほんとになんでも話せるくらい仲良かった子に嫌われた事があったわ」
「その子から『未藤は媚び売りだ』とか『気持ち悪い』とかいう噂が広まったんだよね」
「でも私それまで人間関係とか全く困ったことなくて」
「絶対仲良くなれるって思って諦めずにずぅーっと話しかけてたの」
「正直に言うとね~、変わらんかった」
「なんならますます悪い噂が広まってってさ」
「その頃の私は誰も信じれん状態に行きそうやったわ」
「それでもその子だけには話しかけ続けたよ」
「こんなんで仲違いしてたまるかって思ってたからね」
「その日はその子の家にまで行った」
「ピンポンして何回も話しかけたんよ」
「そしたらその子のお父さん?が出てきて」
「○○ちゃん居ますかって聞こうとしたらさ」
「私、バットで殴られそうになった」
「でも殴られそうになった時、今まで私を嫌っとった子がそいつから庇ったん」
「どうやらその子は家が凄く複雑やったらしくて」
「私にイライラを向けちゃってたらしいの」
「その時のはらわたが煮え繰り返る感情は凄まじかったよ」
「でも私が避けられる原因に対してじゃなくて」
「友達をこんな目に合わせたそいつにマジでムカついた」
「その子は助かったよ」
「何とか○亡は免れたって感じ」
「独りって本当に寂しい」
「何も反応くれない事程虚しいものは無い」
「だからって無理に距離近づけ無くて良いんだよ」
「他人ってのは何考えてるかわかんないの」
「だからネガティブに考えるんじゃなくてさ」
「きっとこいつらは自分の事好きだけど恥ずかしいんだなくらいに思っといたら?」
「実際私みたいに原因が自分に無いかもしれないし」
「友達は考えを持って距離をおくんよ」
「それが自分を守るためかもしれんやん」
「本気で独りになりたく無いんなら、無理しなくていいよ」
「活動の時も同じ」
「再生回数増えやんから無理して活動するんじゃない」
「自分の本当を見てもらう」
「世界は広いから、絶っっ対に受け入れてくれる人がいるよ」
「頑張り過ぎるなよ~」
コメント欄
_いつも末リスを笑顔にしてくれる未藤だからこそ刺さるものがある
_傍から見たら頑張り過ぎてるあなたねぇだけど自分自身無理してないと思ってるからこう言えるんかな
_話に出てきた友達とまた仲良くやれてるといいな
_ありがとう
次からまたリクエスト消化していくぜ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!