第26話

私の秘密、それはね_____最終話
660
2018/10/19 14:58
碧佳
これがあなたの本音…か
エイジ
なんで気づけなかったんだろーな…
そらちぃ
でもさ、あなたは気にしないでって言ってくれてるよ?
ツリメ
あなたの嘘が上手かったの一言で済ませていいのかな…
リクヲ
でも、そう思うしかないよ。
リクヲ
だって、あなたはもういないんだもん。
碧佳
いや、いるよ
リクヲ
え?
碧佳
私たちの心の中にいるって言ってくれてるじゃん!
碧佳
だからさ、あなたの最後のメッセージも受け取れたわけだし、また気持ち切り替えていこうよ、ね?
エイジ
そうだな







私たちはあなたのお母さんに、あなたの最後のメッセージをきちんと受け取ったことを伝えた。



























そして、約2ヶ月後。




私たちは高校を卒業した。5人…いや、6人一緒に。




























































2年後_____






碧佳
久しぶり!
そらちぃ
おひさー
エイジ
久しぶりー
ツリメ
お久!
リクヲ
久しぶり!
碧佳
いやー、みんな見ない間に大人になったねーw
そらちぃ
そうか?w
碧佳
うんw
エイジ
じゃあ、行こっか
ツリメ
うん





























私たちが向かった場所、そこは_____







リクヲ
あなた、元気にしてた?
碧佳
ごめんね…あんまり来れなくて…
そらちぃ
お墓参りあんまり来れなくてごめんな…












そう、あなたのいるお墓だった。







エイジ
そうだ、あなた、俺たち実はな、YouTube始めたんだ
ツリメ
その撮影で忙しくて来れなかったんだ…ごめん
リクヲ
でも、YouTube始めてから、毎日がすごく楽しいんだ!
碧佳
あ、ちなみに、私は普通に美容師の夢叶えたよ笑










すると、どこからかあなたの声が聞こえたような気がした_____






あなた

みんな、来てくれてありがとう

あなた

みんな充実した生活ができてそうで良かったよ!

あなた

これからも、ここに来てくれると嬉しいな笑

碧佳
ねえ、なんかあなたの声聞こえなかった?
そらちぃ
だよな?
エイジ
ほんとにあなたは俺たちの心の中にいるんだろうな
ツリメ
あなたの分まで頑張んなきゃね
リクヲ
うん、頑張ろ







そして私たちは、それぞれの道を歩んでいった_____








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作者
🍊みかん🍊さんリクエストありがとうございました!
作者
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作者
本当にありがとうございます。
作者
リクエスト、気軽によろしくお願いします!
作者
では、また次の小説でお会いしましょう!

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