第4話

1話
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2020/08/31 13:46

そして時は過ぎ10年後······
キル
おい、あなた起きろおおお!!
あなた
やだー、まだ寝る!
キル
今日なんの日か知ってんのか?
今日は·······なんの日だっけ。
あなた
知らない!!
キル
高校の入学式だ、早く起きろ!!
高校···高校····
あなた
え、今日なの?
なら早く起こしてよ!キルのばか!
キル
俺は1時間前から起こしてた、おめぇが悪ぃだよ!!

私は16歳になって、キルは23歳になった。



ー10年の年月が過ぎた。あっという間だった。
世界は核兵器の排除に向けて進んでいた。
そして日本は平和共和国となりたくさんの人々が住んでいる。
あなた
ご飯いらないから、行ってきます!
キル
待て!
あなた
なに?
キル
護身用のナイフ、
お前も一応殺し屋なんだから持っていけ

私とキルと同じ殺し屋になった。
ナイフ、銃、たくさんのやり方で人を殺してきた。それで私も命を狙われてる立場だから気をつけろってキルはよく言う。
あなた
ナイフ?そんなのたくさんもってるよ?
私はいつもジャケットの裏側にナイフと銃その他もろもろを仕込ませている。
キル
はぁ、心配した俺がバカだったわ。
あなた
とりあえず行ってくるね
キル
気をつけてなぁ


あなたが高校へ向かったのをベランダから確認して空を見る。
キル
快晴か。
雲一つない綺麗な空だ。












最近仕事がなくて少し安心している。
殺し屋は人を殺してるからか命の重さをよく分かっている。卵1つ食べるときでも感謝をして食べている。









あなたはもう16歳。
あいつは殺し屋の才能があり裏社会では結構有名になるほどのセンスをもっていた。


だけど少し危なっかしいところもある。
ターゲットがあなたより大きくても獣みたいに殺りにいくところ、すっげえ怖い。命が何個あってもだめなぐらいだ。







そして最近では
『依頼をすればどんな人物も殺してくれる殺し屋』と俺たちの事がウワサになっているらしい。
キル
嬉しい事なのかな



























でもそんなに幸せは長続きしないみたいだ。

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