第11話

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2019/04/17 13:41







彼女が泣きそうな顔で走り去ると、踵きびすを返してまたどこかへ行ってしまった。







...なんでそんなに人と関わろうとしないの?


私がそれを好まないのとはちょっと違って
ユンギくんは断固拒否している。







そんな彼のことがもっと知りたくなってしまうのは
きっとただの好奇心だ。



片想いでここまで積極的になるなんて今までの私にはなかったことだから...


だからもう姿も見えなくなった背中を追いかけてしまうんだ。





ユンギくんのことが知りたい。








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you
you
...はぁ、...はぁ、







走って追うと、ちょうど正門を出て行くところだった。








you
you
まって、







聞こえたはずだけど、立ち止まらずにもっと早足になる。






you
you
ユンギくん、待ってよ







服に触れた瞬間、立ち止まるからぶつかりそうになる。







ユンギ
ユンギ
you
you
そんなに人と関わるのが嫌なの?
ユンギ
ユンギ
....そんなこと聞きに来たのかよ








呆れた顔をしてまた歩き始める。







ユンギ
ユンギ
お前には関係ねぇから
you
you
あるよ







ユンギくんの前に出て引き止める。








you
you
ユンギくんと仲良くなりたい
ユンギ
ユンギ
無理








面倒臭そうに私を押し退けて歩く。









you
you
1人くらい友達作ればいいのに
ユンギ
ユンギ
人の心配してる場合かよ
you
you
でも.....








ここまで来て引き下がりたくはない。


でも、無視して歩き続ける背中をどうすれば引き留められるのか分からなくて見送るしかなかった。









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